【レビュー】セットトップボックスは4K対応の新時代へ!「Fire TV 4K・HDR」と「Apple TV 4K」どちらを買うべきか?

この記事を読むのに必要な時間は約 18 分です。

Apple TV 4K」の発売に引き続き、4K・HDR対応のセットトップボックスである「Fire TV 4K・HDR」も発表されました。

amazon-or-apple-4k

以前の比較記事から大きく変わったのは、何と言っても4K対応ですね。
それに伴って、価格も上昇しましたので、以前のようにコストパフォーマンスがいいから「Fire TV 4K・HDR」が断然オススメとも言えない状況になってきたかと思います。

それでも、今回の4K対応の「Fire TV 4K・HDR」の2倍ほどの価格はあるんですけどね、「Apple TV 4K」は・・・

また前回は「プライム・ビデオ」の再生が「Apple TV」ではアプリがないため面倒なので、「Fire TV」をオススメしたのですが、2017年内にアプリもリリースされるため、この2種類のセットトップボックスを比較する上ではコンテンツというより機能、デバイス間連携が重要になってくるのではないかと感じます。

「Fire TV 4K・HDR」「Apple TV 4K」どちらを買うべきか?
それでは比較していきましょう。

Fire TV  (New モデル) 4K・HDR 対応、音声認識リモコン付属
Amazon (2017-10-25)
売り上げランキング: 8


スペック


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Fire TV 4K・HDR Apple TV 4K
価格8,980(8GB)21,384(32GB)23,544(64GB)
音声認識◯(Siri)
リモコン◯(温泉認識リモコン)押しボタン式、単4電池式◯(Siri Remote)タッチ式+ボタン式、充電式 (Lightning)
アプリ操作◯(Fire TVリモコンアプリ)◯(Remote)
寸法65 × 65 × 15 mm35 × 98 × 98 mm
重量87.1 g425 g
ビデオ出力2160p2160p
オーディオ出力Dolby AtmosDolby Digital 7.1
インターフェイスHDMI 2.0aHDMI 2.0a
ネットワーク802.11a/b/g/n/ac Wi-FiギガビットEthernet 802.11a/b/g/n/ac Wi-Fi
Bluetooth4.15.0
プロセッサAmlogic Quad-core 1.5GHz | ARM 4xCA5364ビットアーキテクチャ搭載A10X Fusionチップ
メモリ2GB3GB
ストレージ8GB32GB
64GB
アプリアプリストアApp Store




価格


価格面での優位性ではやはり、「Fire TV」が優っています。
「Apple TV 4K」と比べて半額以下です。
しかしながら、「Apple TV 4K」はその価格差のスペック上の優位性があるかと思います。

デザイン


これは大きくデザイン上のコンセプトが違うので比較しにくいのですが、比較していきましょう。
何と言っても、「Fire TV 4K・HDR」はコンパクトなんですよね。HDMI端子に接続してぶら下げるようなデザインですし、テレビ周りをスッキリと使うことができます。またこれが本当に便利なのですが、携帯性にも優れています。ビジネスホテルなどに泊まった時に、ホテルのテレビのHDMI端子に接続するだけで、大画面で映画やコンテンツが楽しめます。素晴らしい時代になりました。

「Apple TV 4K」は流石、Apple製品です。最近は若干のデザイン上の疑問を感じることもありますが、「Apple TV 4K」はハードウェア、ソフトウェアと文句なし。
リモコンである「Siri Remote」も素晴らしいデザイン性と使い勝手。

メモリとストレージ


メモリとストレージは「Apple TV 4K」の圧勝。
価格差はここにあるかと思います。

やはり、「Apple TV 4K」はテレビを進化させるコンセプト、Apple製品同士の連携が優秀ですので、テレビそのものを再定義させるような製品かなと思いますので、メモリとストレージのスペック値も高いです。

「Fire TV 4K・HDR」はあくまでもストリーミング再生がメインですので、スペックやストレージのスペック値は下げて、価格を抑えています。

若干、製品の目的、コンセプトが異なるのがポイントでしょうか。

ネットワーク


ネットワークはどちらも同じスペックですね。
注意しなければいけないのが、「Fire TV 4K・HDR」はアダプタを接続しないと、有線LAN接続ができないということでしょうか。

基本的に4K・HDRをストリーミングするといっても、現代のネットワーク速度、Wi-Fiのネットワーク速度であれば、問題なしです。

ビデオ・オーディオ出力


こちらもほぼスペックです。
「Fire TV 4K・HDR」はこの価格で4K・HDRの映像が楽しめるなんて素晴らしいです。

「Apple TV 4K」の素晴らしいところは、HD画質コンテンツを再生してもアップコンバートされるので、キレイに描写してくれることです。これいいですよね。
なかなか4Kコンテンツは充実していないのですが、この機能のおかげで、なるべくキレイな映像を楽しめます。

現状「Fire TV 4K・HDR」はDolby Atmosに対応していますが、「Apple TV 4K」も対応予定です。

HDMI接続


ケーブルまで一体化されていてるとうのが、「Fire TV 4K・HDR」のいいところ。
「Apple TV 4K」では、ケーブル、テレビの対応状況をチェックできる機能がありますが、そういう煩わしさがないのは「Fire TV 4K・HDR」ナイスです。

「Apple TV 4K」もケーブル同梱してくれて良いような気がします。

ユーザーインターフェース


これは好みもありますが、「Apple TV 4K」の圧勝ですね。
まず使いやすいですし、美しいです。

動作が軽くなってなお良くなったという印象。

操作アプリ


これも「iPhone」、「iPad」をリリースしているAppleは強いですね。
iOS11より、コントロールセンターから「Apple TV」を操作できるようにしてくれたので、非常にストレスなく「Apple TV 4K」を操作できます。

「Fire TV 4K・HDR」もアプリはありますが、これは特筆すべきことはないという感じでしょうか。

どちらも、操作感はとくに代わりはないのですが、煩わしさがないのは、「Apple TV 4K」でしょうか。

音声操作


「Fire TV 4K・HDR」も「Apple TV 4K」もともに音声に対する感度はいいのですが、実際に使い物になるかといえば、「Apple TV 4K」ですね。

さすがに「Siri」はかなりお利口さんです。
使っていて楽しいです。音声認識の最大の障壁って、キーボード操作をしたほうが早い、と思わせないことだと思うのですが、その障壁をクリアしてきたように最近は感じます。

定額ビデオ配信サービスの対応(2017年10月01日)


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Fire TVApple TV
Hulu
YouTube
Netflix
niconico×
Amazonプライム・ビデオ◯(2017年内対応)
iTunes Video×
dTV
U-NEXT×
GYAO!×


2年前と比べて差が縮まってきましたね。
今では特に差はなくなりました。

やっぱり使うのは「プライム・ビデオ」ですので、ストリーミング再生のみを行うのなら「Fire TV 4K・HDR」が便利ですね。「iTunes」は高いですし、定額ビデオ配信サービス機能はありませんしね。

ただし、「Apple TV 4K」では、「Netflix」や「Hulu」、「iTunes」、「Apple Music」などあらゆるコンテンツを一度に検索することができます。これが便利ですよ。

ミラーリング


アプリ単体では再生ができないサービスがたくさんありますが、それぞれミラーリングを使うことによって解決します。

AirPlay


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「Apple TV 4K」では「AirPlay」を使うことによって「Mac」や「iPhone」、「iPad」のスクリーンをWi-Fi経由でそのままTVに映すことができます。
動画の再生をTVに映すことができるほか、単純にスクリーン自体を映すこともできます。

これで「dTV」や「プライム・ビデオ」も再生することができます。
アプリ単体で再生できないというデメリットはほとんど解消されると思います。

ちなみに「AirReceiver」を使えば、「AirPlay」先に「Fire TV 4K・HDR」を用いることもできます。



Miracast


GoogleやMicrosoftはミラーリング機能の「Miracast」があります。
「Fire TV 4K・HDR」は「Miracast」に対応していますので、iOSデバイスからはミラーリングすることはできませんが、Androidからミラーリングするには「Fire TV 4K・HDR」がオススメです。

ただし、対応していないAndroid端末もあるみたいなので注意が必要です。

付加機能


アプリをどんどん追加させて、今までになかったテレビライフが楽しめるかと思います。私は「SONY KJ-55X9350D」というスピーカーがとてもいい4Kテレビを使っていますので、iTunesのミュージックを楽しんだり、「Infuse」というアプリでミニホームシアターを実現させています。このように痒いところに手が届くのは「Apple TV 4K」です。

先ほども述べた通り、「Fire TV 4K・HDR」はあくまでもストリーミング再生がメインですので、もどかしさを感じる点は多々あります。NASに保存した動画も再生する術はあるのですが、その辺りをうまく滑らかに連携してくれるのは「Apple TV 4K」ですね。

まとめ


「Fire TV 4K・HDR」と「Apple TV 4K」を比較してみましたが、どのような方にどちらがオススメかまとめたいと思います。

Fire TV 4K・HDRがオススメ


・とにかく安く試してみたい。
・Amazonプライム会員だ。
・ストリーミング再生中心で使いたい。
・Android端末を使っている。


Apple TV 4Kがオススメ


・Apple信者だ。
・ビデオ再生の他にもゲームやいろいろなアプリを使いたい。
・アプリ間の横断検索・視聴したい。
・MacやiPhone、iPadを使っている。


ビデオを再生するという目的では、どちらのデバイスも十分な質です。

ストリーミング再生中心の機能を試したい方は、「Fire TV 4K・HDR」がオススメで、NAS連携やAirPlayもしたいという方は「Apple TV 4K」ですね。Apple製品はその連携が魅力ですが、その分閉鎖的ですので、Apple製品を複数持っていない、NASを使っていない方にはスペック過剰な気もします。

ストリーミング再生が目的でしたら、安価ですし「Fire TV 4K・HDR」が圧倒的にコストパフォーマンスに優れています。それ以上のスペックや連携にお金を払える人には「Apple TV 4K」がオススメかなと思います。

2年前の「Amazon Fire TV Stick」と「Apple TV」との比較に比べて価格差も縮まり、その価格差がスペックの差と等しくなってきた気がします。その機能や使い勝手の差を考慮した上で納得すればどちらを選んでも満足にいくかとお思います。

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AirReceiver
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