【レビュー】イイ音で聴きたい!iTunesと連動するMacの高音質プレイヤー「Audirvana Plus 2.0」はこう設定しよう!

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

PCオーディオでいいヘッドフォンとヘッドフォンアンプをそろえたなら、最後はプレイヤー自体もこだわってみましょう。

「iTunesは便利だし、音も十分じゃないの?」と思われるでしょうが、紹介する「Audirvana Plus 2.0」は普段のiTunesを使っているときと変わらない操作で、音もしっかり向上してくれる優れものです。

Audirvana

Audirvana Plus 2.0


App Storeには登録されておらず、公式サイトからダウンロードします。



AUDIRVANA PLUS 2

気になるお値段は、$74 or €59です。
どういうプレイヤーかよくわからないし、ちょっと高いなぁと思われる方はトライアルバージョンもありますので、お試ししてみましょう。

インストールしたのちにライセンスを登録してさっそく使っていきましょう。

Audirvana Plus 2.0

Welcome to Audirvana Plus !ということで、まずは初期設定です。
ここでは再生に使うオーディオデバイスと、音楽ファイルの管理をAudirvana PlusかiTunesで行うかを決定します。

私は音楽ファイルの管理はiTunesで行いたいので、iTunesを選択。
FLAC音源など、iTunesに追加できない音楽ファイルを多くもっている方はAudirvana Plusを選択するといいと思います。

iTunesを選択して次に進みますと、さっそく再生できるようになります。

Audirvana Plus 2.0

このようなプレイヤーが表示されます。

Audirvana Plus 2.0

Audirvana Plus 2.0のアイコンにはiTunesのアイコンが肩にのりました。
iTunesと連動しているということを示しています。

設定


このまま再生してもいいのですが、このプレイヤーはオーディオのパフォーマンスを最大限に発揮するために様々な設定がありますので、設定していきます。

Audio System


Audio System

まずは「Audio System」です。

「Preferred Audio Device」は出力オーディオデバイスの選択を行う設定です。
先ほどの初期設定で設定したものと違うオーディオデバイスにするときはここで設定します。

「Native DSD Capability」はDSDの再生設定ができます。
私はDSDは再生しないので初期値ですが、DSD音源がうまく再生できないときはここを変えてみましょう。「DSD over PCM standard 1.0」にするとうまくいくらしいです。

ここまでは音質とはほとんど関係ない設定でしたが、これからが重要です。

「Low level playback options」のチェックするところは、それぞれ「Exclusive access mode」「Direct Mode」「Integer Mode」があります。

「Low level playback options」はチェックをいれてるときは、Audirvana Plusで音楽を再生中には、選択されている出力オーディオデバイスがAudirvana Plusに占有されて、システムや他のアプリの再生ができなくなります。
メールの通知や、システム音を音楽を聴いているときはヘッドフォンからは聴こえないようにしたいという方はチェックをつけましょう。

ただしSafariでYouTubeや、ビデオプレイヤーの音も聴こえなくなるので注意が必要です。
その際はAudirvana Plusを終了させて再生してください。

「Exclusive access mode」、「Direct Mode」はチェックをいれると、OS Xのシステム標準のオーディオ処理のほとんどを回避して、Audirvana PlusからUSB-DACに直接にオーディオデータを送信します。
この機能は絶対オンにしておくことをオススメします。余計なオーディオ処理を回避できるので、オーディオデータとUSB-DAC、ヘッドフォンアンプのパフォーマンスを十分に発揮できるようになります。

「Maximum memory allocated for tracks Pre-load」は、Audirvana PlusはHDDやSSDに保存されているオーディオデータを一度メモリにバッファしてから再生するのですが、そのメモリ容量を設定できます。

もちろんメモリ容量は大きくした方がいいですが、使っているMacのメモリ総量と兼ね合いをつけて設定してください。
大きすぎる値にして、Mac自身のパフォーマンスが落ちてうまく音楽が再生されないということもあります。

「For bridge devices connected to a DAC」「Max sample rate limit」「No limit」「spl rate switching latency」「None」でオッケーです。
こちらは特殊なDACに繋いだときに設定する項目みたいです。

Audio Filters


Audio Filters

「Sample Rate Conversion」はアップサンプリング処理を、「Apple Core Audio」「iZotope 64-bit SRC」のどちらの処理エンジンで行うかの選択できます。
ここでは「iZotope 64-bit SRC」を選択しておきましょう。

Apple Core Audioよりも負荷はありますが、高精度な処理が行われます。

またその下の「Quality」はアップサンプリング処理を音質重視が速度重視にするかですが、「Best」にしておきましょう。

「Forced Upsampling」では、アップサンプリングの倍数設定が行えます。
アップサンプリングは整数倍にしておくのが、波形的にも無理がないので、「Power of 2 oversampling only (2x, 4x, …)」をオススメします。

「Audio Signal Polarity」は位相反転の設定なのでそのままにしておきましょう。

Audio SystemAudio Filtersの設定をすることで最大限のパフォーマンスを発揮できます。

音質


実際に再生してみます。

Audirvana Plus 2.0

iTunesで曲を選択するとこのようにAudirvana Plusにも曲のデータが表示されます。
こちらのプレイヤーでも簡単な操作はできます。
DIDPLAY OFFを押せばAudirvana Plusは消えますので、iTunesの操作に集中したい人はオフにしてみましょう。

Audirvana Plusをオンにすると、iTunesだけで再生していたときに比べて、音の雑味が減ります。
音の明瞭感が増しました。無音と音が鳴っているときのメリハリをすごく感じます。

また整数倍のアップサンプリングをしているので歯切れのよい迫力のある音になりました。
アップサンプリングは曲によってはかなり印象を変えてしまいますので、オン・オフに切り替えはこだわりがある方はやってみたらいいと思います。

ほぼ機材をそろえて、これ以上の音質アップは、さらにグレードアップした機材を買うしかないという状況の方は一度「Audirvana Plus 2.0」を試してみてください。

私はMacでは「FOSTEX HP-A8」「AKG Q701」を使っています。




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