【レビュー】It’s a SONY!! すべてが進化した、最高級スペックのフルサイズ「DSC-RX1RM2」

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ついに、手に入れました!
SONYの高級コンパクトデジタルカメラ「DSC-RX1RM2」を購入しました。

RX1RM2



もともと「DSC-RX1」を使っていて唯一の不満がファインダーがないことだったのですが、「DSC-RX1RM2」はファインダー内蔵、AFが改善、画素数工場と様々なところが進化しているので、たまらず購入。
一眼レフももっていますが、やっぱり普段使うにはこのサイズがとっても便利なことは、「DSC-RX1」で証明済みです。
またF2.0の35mmのレンズ一体型のカメラはほとんどの撮影シーンをカバーできます。そしてさらに、マクロ撮影も光学で対応です。
とんでもないカメラですよ。

もともと12月中旬の発売の予定が延期し、2月19日発売となったので、本当に首を長くして待っていました。
それではさっそくレビューしていきたいと思います。

パッケージ


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今回はソニーストア銀座で購入しました。
正規店って定価で売っているイメージが強いので敬遠してきましたが、ソニーストアはわりと割引がバンバン効いて最安値よりはるかに安く購入できました。

RX1RM22

特典も今回はたっぷり。
RXシリーズのムック本と、購入抽選で当選したULYSSESの「リストストラップ アルチェーレ」もついてきました。



RX1RM23

「DSC-RX1RM2」の箱です。
いざ、開封!

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まず開けて驚いたのがRX1に比べて付属品がグレードアップしていることでした。
充電池系のアクセサリーがすごく増えていたり、ストラップが少し高級に。

RX1RM25

充電池に加え、USBケーブルとACアダプタはRX1にもついてきましたが、追加で充電池を充電できるケースが同封されていました。
二個目の充電池を買いたくなりましすね。

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ストラップもRX1のときのナイロン製からレザーストラップに変更されています。
とはいえ純正のストラップは使いませんので、箱にしまいました。

デザイン


_DSC4501

美しいですね。RX1がすでに洗練されていたのですが、ファインダーを出してもデザインとして崩れないのは素晴らしいです。
実はRX1とはレンズの位置が少し変わっているんですよね。

RX1RM2_1

正面からです。
ファイダーを内蔵するためにカメラの内部構造をすべて刷新されています。
RX1と見た目はほとんど同じですが、中身はまったく違うんですね。
レンズ鏡筒の位置をセンター側にずらすことで、ファインダーを組み込むスペースを確保したそうです。

RX1RM2_2

RX1のダイヤルレイアウトは、もともと動かす余地がないほど洗練されていましたが、ファインダー内蔵のためにミクロレベルでの調整をしたそうです。
まだファーストインプレッションですが、感覚的にはまったく変わらずに撮影・操作できました。

RX1RM2_3

RX1との目に見える、最大の違いといってもいいファインダーです。
写真ではお伝えできませんが、このスイッチを押すとせり上がってくる感じがとても心地よいです。
しまう時もカチッとはまる感じで質の高さを感じます。
ソニーストアの店員さんに「RX1シリーズはすべてを日本の工場で組み立てています。」と言われましたが、納得のクオリティです。

RX1RM2_4

ファインダーを引き出しすとカメラの印象がガラリと変わりますよね。
どこかアンティークカメラを思わせるような雰囲気です。

RX1RM2_5

モニタは可動するようになりました。
これもうれしいですね。RX1のときは地面スレスレや腕を上に伸ばしての撮影のとき勘で数枚シャッターを切ってあとで確認という感じになってしまいましたが、しっかりモニタを見て撮影できます。
上109° 下41°のチルトです。

RX1RM2_6

さらに、WiFi/NFCがつきました。
個人的には使う機会はないと思いますが、ついている方がもちろんいいですよね。
旅先で写真をアップしたいときに使えますしね。

RX1RM2_7

RX1シリーズのデザインで気に入っているのは、このリングですね。
見た目も素晴らしいですし、触り心地、使い心地が本当にいいです。

デザインは文句のつけようがないと思います。
SONYの本気を見ました。高品位なマグネシウム合金ボディが最高級の画質と性能をギュッと凝縮しているのがたまりません。
首から下げたときの、ファッション性もとってもいいです。

実際に撮影するときは、純正のレンズフードとMCプロテクターを装着しています。




スペック


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RX1RM2RX1R・RX1
価格428,880円(税別)236,190円(税別)
センサーExmor R CMOSExmor CMOS
有効画素約4240万画素約2430万
レンズ構成35mm
7群8枚
絞り羽根9枚
35mm
7群8枚
絞り羽根9枚
最大撮影倍率0.26倍(マクロ)0.26倍(マクロ)
最小F値F2.0F2.0
最短撮影距離
(レンズ前面)
マクロ時 約14cmマクロ時 約14cm
ローパスフィルター可変式無(RX1R)/有(RX1)
フィルター径49mm49mm
モニタ3.0型 123万ドット
上109° 下41°チルト
白画素入りWhiteMagic
3.0型 123万ドット
ファインダー0.39型 電子ファインダー
236万ドット
0.74倍
AFファストハイブリッドAFマルチポイントAF
AFエリア399点 像面位相差AF
25点 コントラスト AF
25点 コントラスト AF
画像処理BIONZ XBIONZ
ISO100-102400100-102400
シャッタースピード30-1/4000秒30-1/4000秒
連写5コマ/秒5コマ/秒
記録形式14bit非圧縮RAW
JPEG
14bitRAW
JPEG
内蔵フラッシュ
WiFi/NFC
電源NP-BX1NP-BX1
USB充電
水準器有(2軸)有(2軸)
連続撮影枚数220枚 (モニタ)
200枚 (EVF)
220枚 (モニタ)
サイズ113.3*65.4*72m113.3*65.4*69.6mm
重量507g482g


RX1R・RX1との比較です。変更点は赤字で示しました。

外見的な違いですと、大きなものはファインダーチルトモニタですね。
また重量が20gほど重くなっていますが、最初に持った時にRX1よりずっしりとしか感覚がありました。
500mlペッドボトルより重くなったわけですしね。意外とこの重さは気になるかもしれません。

中身の違いは、やはりローパスフィルターのオンオフができるという点でしょうか。
RX1の後継機でもRX1Rの後継機でもないRX1シリーズの後継機であることがわかりますね。
ローパスフィルターはオフ設定と、バランス重視の標準設定と、強め設定ができます。

裏面照射型4200万画素 35mmフルサイズセンサーの搭載も大きな特徴ですね。
このセンサーはα7RIIに搭載されていたセンサーです。その実力は折り紙付きで、センサーをつくっているソニーだからこそですね。

最後はやはりファストハイブリッドAF搭載でしょう。
少し触ってみただけでAFがRX1よりすごく速くなったことを実感します。α65よりも速い気がします。
399点の像面位相差AFエリアと25点のコントラストAFを搭載しています。速いだけでなく、ピタッとピントが合います。
RX1シリーズは旅先スナップに重宝するカメラなので、AFで気軽に撮影するシーンが多かったためこれは助かります。

操作性


RX1からの買い替えなので、基本的な操作性は変わらず、ファインダーとチルトモニタがそれを向上させていますね。
ファインダーは先ほども書きましたが非常に堅牢で、高級感のある動作をします。ソニーストアの店員さんにも「ファインダーは頑丈に壊れにくい設計をしています。」と言われましたので、安心ですね。チルトモニタも自分の目線から外れた撮影がしやすくなりました。

レンズの位置が少し動いたので、RX1は片手でも撮影できるくらいのスペースがグリップ側にあったのですが、RX1RM2では片手でグリップしているのは不安がありますね。
純正のサムグリップを買うのも手かなと思います。
一方レンズとフォーカスモードダイヤルの間がRX1よりも空きましたので、操作しやすくなりました。
撮影中も構えたままダイヤルを回せますね。

あとは背面のダイヤルが少し出っ張ったということもいい変更点かもしれません。
これも撮影中に操作がしやすくなりました。

機能性


やはりなんといってもAFが高速になったのがうれしいですね。
カメラ本体は久しぶりに購入したということもありますが、ここまで進化しているとは思いませんでした。RX1シリーズと比べて30%向上だそうです。
399点の像面位相差AFエリアと25点のコントラストAFがピントをしっかり決めてくれますので、RX1に比べてAFが迷うこともないですし、よっぽどのことがない限りはAFでいいですね。
AFもSモードとCモードに分かれました。Sモードは従来のシングルAFで、CモードはコンティニュアスAFというシャッターボタンを半押ししている間中ピントを合わせ続けるモードです。
動いている被写体に対して有効ですね。
我が家にもペットがいますので、うまくペットがとれるといいのですが(RX1ではペットの素早い動きについていけませんでした)。

ローパスフィルターのオンオフは個人的には今の所価値を見いだせません。
オフにして撮影するほうが、くっきりと被写体をそのままの解像度で撮影できるらしいですね。
ということはとりあえずオフにして撮影して偽色やモアレは現像時に編集するという方法がいいのかな。

ちなみに手ぶれ補正はありませんが、RX1シリーズはあまり構えて撮影しなくてもブレないカメラだと思います。
RX1シリーズでブレる状況なら、しっかり対策をして撮影しなければならないのは手ぶれ補正が入っているカメラでも同じだと思いますしね。

携帯性


もちろん抜群にいいですよね。
一眼レフのほうが撮影には集中できますが、持ち運ぶのが大変で日常的に携帯するのは大変ですよね。
しかしRX1シリーズはいつもカバンの中にいれておけるということで格段にシャッターチャンスが増えます。

毎日携帯するという意味でも汎用性のある35mmというレンズは秀逸です。
光学的にマクロモードにできますのでテーブルフォトもしやすいですよ。

液晶


パネルの発色はとてもいいです。情報の視認性もいいですね。
これは使い慣れているせいもありますが、ソニーのデジタル家電よりカメラというのがUIにいい意味で反映されていていいですね。
念のためガラスフィルムを貼り付けておきました。



ファインダーもEVFは自然ですし、遅延もなくいい感じです。
古くからカメラを使うユーザーにはEVFを否定的に捉えるかたもたくさんいますが、個人的にはすごく便利だと思います。

バッテリー


これはRX1シリーズから外見上は変化なしの充電池なのですが、少し容量が向上しています。
RX1RM2では画素数や機能が向上したのにもかかわらずスペック値は変化なしです。

しかしモニタで220ショットというのは少ないですね。
別途に充電池を用意するか、幸いUSB給電に対応しているので、移動中に外付けバッテリーで給電するかですね。
僕は後者です。

画質


肝心の画質ですが、並の一眼レフでは太刀打ちできないレベルですね。
やはりF2.0の35mmレンズの実力を最大限引き出す、レンズとボディの一体型設計が、大きなアドバンテージです。
α7RIIとSEL35F14Zで同等のスペックになり、ソニーストアで比べてみましたが、はやりRX1シリーズのほうが自然な味を演出できているような気がします(好みの問題もありますが)。
ただRX1シリーズの収差は強いですね。あとで修正するので気にしませんし、上にも書いた通り味だと思います。

フルサイズということもあり、自分が感じた被写体を写真にしたときの再現性がとんでもなく良いです。
ローパスフィルターをオフにして風景を撮影するとキチッと解像度が高い画が撮れるのも魅力ですね。
先ほどはローパスフィルターをカットすることに意味を見いだせないなんて言いましたが、使いこなせればかなりいい機能ですね。

4240万画素になりましたが、確かに撮影した写真をみてみると細かいディテールや色のグラデーションが鮮明に映し出されています。
しかし、これは拡大してみたときであって、フルサイズ印刷をしない限り恩恵はうけないんじゃないかなと。
私としても、撮影した写真はSNSやブログにアップするだけですので、画素数に関しては非常にオーバースペックですね。
逆にα7sシリーズとコンセプトを同じにして、1220万画素の高感度RX1Sなんていうのを実現してくれればいいなとも思います。

横道にそれましたが、現状出ているカメラの中では間違いなく最高レベルの画質を実現していると思います。
実際に撮影した写真は後日記事にしてリンクしたいと思いますのでお待ち下さい。

まとめ


円安も手伝い、RX1と比べて非常に高い買い物になってしまいましたが、ほぼメインで使うことを考えれば適正な買い物だったと自負しています。
もともとRX1はサブで買ったつもりが、いつの間にかに一眼レフを押しのけてメイン機になってしまいました。

ファインダーとAFの進化ということで買い替えをしましたが、この二つだけでもRX1シリーズユーザーにとって買い換える理由になるかと思います。
ほとんど外見は変わりませんし、撮れる画はそこまで向上するわけではありませんが、良い意味で変化せず、そしてすべてが進化した正当派な後継機だと思います。
とにかくメインとしても、サブとしても使える素晴らしいカメラですので、値段はかなり張りますが、RX1シリーズおすすめです。35mmの魅力にとりつかれます。

まずはファーストインプレッションということでこの記事を閉めさせていただきます。
近いうちに撮影した写真を交えて再度記事を書きたいと思います。



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