【映画】ブラピが熱演してたイカれた野郎に憧れる「FIGHT CLUB」

この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。

この間、久しぶりに、数年ぶりかもしれませんTSUTAYAで映画を借りました。 

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15年ほど前の映画でブラッド・ピットとエドワード・ノートンが主演の「FIGHT CLUB」です。



かなり有名な映画みたいですね。  恥ずかしながら、今度出るMr.Childrenのアルバムに「FIGHT CLUB」という名前の曲が収録されるのですが、モデルとなった映画がこちらの映画でした。

MCで桜井和寿さんが「キレッキレのブラピが出ている「FIGHT CLUB」という映画に憧れた20歳の若者が、若いエネルギーを、ほとばしるなにかを、うまく発散できずに周りの人間に対してなんらかのをぶつけることでなんとか生きてきたけど、15年たって現在、映画のブラピのようには生きられなくなってしまった35歳が主人公の歌です」みたいなことを言ってまして、興味が湧いたので観てみました。



結論から言うと最高でした。私はいま20代前半なのですが、これこそ10代後半のうちに観ておくべき映画かもしれませんね。
いろんな人に勧めたい映画のひとつになりましたので、ネタバレをしないで魅力を伝えていけたらと思います。 
でも、この映画考察したいことや、読解したいことが山ほどあるんですよね〜テーマも深いし、娯楽としての映画の完成度も高い!
ネタバレをしないであらすじや魅力を伝えて後半では考察や見所を書いていこうと思います。

あらすじ



物語は、「僕(I)」の視点で進行する。「僕」(エドワード・ノートン)は自動車会社に勤務し、全米を飛び回りリコール調査の仕事をしている平凡な会社員。高級コンドミニアムに、イケアのデザイン家具、職人手作りの食器、カルバン・クラインやアルマーニの高級ブランド衣類などを強迫観念に駆られるように買い揃え、雑誌に出てくるような完璧な生活空間を実現させ、物質的には何不自由ない生活を送っていた。
一方で、僕の精神の方は一向に落ち着かず、不眠症という大きな悩みがあった。 僕は精神科の医者に苦しみを訴えるが、医者に「世の中にはもっと大きな苦しみを持ったものがいる」と言われ睾丸ガン患者の集いを紹介される。 その会で睾丸を失った男たちの悲痛な告白を聞いた僕は、自然と感極まり、これを契機に不眠症は改善した。 
これが癖になった僕は末期ガン患者や結核患者などの自助グループにニセの患者として通うようになるが、僕と同様に偽患者として様々な互助グループに現れる女・マーラ(ヘレナ・ボナム=カーター)と出会う。どう見ても不治の病を患っているように見えない彼女が会に参加する。ことで泣くことができなくなり、再び不眠症が悪化してしまう。 
そんなある日、僕が出張中に自宅のコンドミニアムで爆発事故が起こり、買い揃えた家具もブランド衣服も全てを失ってしまう。家の無くなった僕は出張途中の機内で知り合った石鹸の行商人タイラー・ダーデン(ブラッド・ピット)に救いの手を求めた。
バーで待ちあわせたタイラーという男は、僕とは正反対の性格で、ユーモアあふれる危険な男だった。タイラーはバーを出た後、駐車場で僕にある頼みをする。「力いっぱい俺を殴ってくれ」。 そして僕と彼は、ふざけ合いながらも本気の殴り合いを始める。 
Wikipediaより


ここまでのあらすじは導入なのでネタバレにならないと思います。
ですが、2時間ちょっとの映画の1/4くらいここまでくるのにかかります。
ネタバレをしないでどう魅力を伝えていけばいいのか若干迷走していますが、ポイント別にオススメしていこうと思います。

キャストの魅力


先ほど書いた通り「FIGHT CLUB」という題名なのに、全然暴力的な要素もないし、憂鬱な男が独白しているシーンが続くだけ(退屈ではないですよ)、ブラピも全然でてこないので、「これ違う映画かりちゃったのかな?」と思いましたけど、その数分後主人公とすれ違うブラピのシーンが出てきて男ですが「かっこよすぎる...惚れる...」と思いました笑

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おまえはFIGHT CLUBで ブラピが熱演してた いかれた野郎に憧れてた (FIGHT CLUB / Mr.Children)


以前「フューリー」を紹介していたと思いますが、最近のブラピはわりとシリアスな役をやることが多いと思いますが、彼はオーシャンズシリーズなどのイケイケでクレイジーな役がやっぱり似合いますよね。今は今でで歳相応なのでしょうが…



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このブラピ演じるタイラー・ダーデンがとってもイケイケでクレイジーです。
そしてかっこいい! ジャケットの着こなしや動作すべてが洗練されています。
あと肉体美が凄かったです。

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個人的にはタバコをピュっと飛ばすポイ捨てするシーンがよく出てくるのですが、それがとってもかっこいいと感じました。
イケメンが好きな女性の方はまずこのキレッキレのブラピが出てくるという点のみをとってもオススメできます笑 TSUTAYAで借りてきましょう。
また主人公である「僕」を演じるエドワード・ノートンもまたいいんです。 エドワード・ノートンが出てる映画にハズレはないですよね。
なんというか本当演技がすごいです。
ちょっと日本でいうと堺雅人さんも通ずるものがありますよね。顔も似てるし笑

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エドワード・ノートンはちょっとどんな顔をしていても表情の裏にある陰みたいなのを出すのがとってもうまくてそこが魅力だと思います!
とにかくこの二人が素晴らしい演技をしてくれます。 男性なら絶対この映画をみたあとに二人に憧れます笑
簡単に言うとブラピが厨二病を引き出し、ノートンは高二病を引き出しますね。

テーマの魅力


この映画「FIGHT CLUB」という題名なので、ちょっと殴ったり殴られたりの怖い映画なのかなと思っていました。 私はあんまりグロいシーンとかドキドキするホラー映画とかが苦手なので若干不安でしたが、大丈夫でした。 やっぱり殴りあうシーンはあるのですが、一箇所ちょっと目を背けたくなるシーンもあるもの他は安全でした。

ちょっとテーマのネタバレにはなってしまいますが、この映画まったくもって暴力こそすべて!みたいな映画ではありません。
先ほどのあらすじで僕は不眠症でそれを改善するために患者の集いに出たとありますが、僕は不眠症なのは物質的には満たされるけど、精神は満たされない、完璧な部屋をつくっても呼べる友達、家が爆発しても泊めてくれる知人のあてもない。そんな世の中との乖離に不安を感じているため不眠症になっています。

タイラーの「力いっぱい俺を殴ってくれ」という願いに僕は応じるのですが、結果的に二人で殴りあうとそこには生を感じ、充足感が満ち足りました。これで不眠症は改善されます。
ここからストーリーが展開していくのですが、ようは物質が溢れる反面、精神は満たされにくい社会の副産物としてうまれた僕のような人間たちが殴りあうということを手段に自己を認識するという、手段としてのファイトなので暴力賛美のような映画ではないのです。 むしろ後半での展開では暴力を否定する描写もあります。

「暴力的なんでしょ??」と顔を訝しまずに是非みてみるといいです!

私がこの映画から感じるテーマは1999年の世紀末の高揚感にある閉塞感と世の中の異様な負のオーラに対する反物質主義と精神の昇華だと思いました。


99年ミレニアムを間近にしてナチュラルハイ 世界中が浮き足立ってた (fight club / Mr.Children)


この閉塞感と異様な負のオーラは15年たった今でもありますよね。
「FIGHT CLUB」を観たあとこの映画の言わんとしてることについてちょっと考えるのもいいかもしれませんね。
私はこのブログをみてくれればわかると思いますが、反物質主義には到底なれない反面、こんな生き方ができるのはかっこいいな!とも思いました。
まぁ映画ですし、あんまり深く考えないで観るのが一番ですね笑
「ブラピかっこよすぎるだろ!ノートンの演技すごい!!」と娯楽としても楽しめると共にテーマの深さや考察も楽しめます。

セリフの魅力


キャストの魅力とテーマの魅力を書きましたが、ここでセリフの魅力を書きます。 つまり魅力的なテーマを魅力的なキャストが吐くわけです。
「我々は消費者だライフスタイルの奴隷だ!殺人、犯罪、貧困、何の興味も持たない、興味があるのは芸能雑誌やTV、下着のデザイナーの名前、毛生え薬、インポ薬、ダイエット食品、ガーデニング、何がガーデニングだ!タイタニックと一緒に沈んじまえばいいんだ!」
「ジムに通ってるアホども!カルバンクラインが宣うような肉体を理想に思ってるなんて!あれが本当の男か?」
「職業がなんだ?財産がなんて関係無い。車も関係ない。財布の中身もそのクソッタレなブランドも関係無い。お前らは歌って踊るだけのこの世のクズだ」

この辺は反物質主義といったところでしょうか?
私自身、反物質主義という考えにはピンとはこなかったのですが、自己認識、精神の昇華に関するセリフやシチュエーションはとってもかっこいいなと思いました。

「完璧なんか良くない!完璧を目指すのはよせ!それよりも進化しよう!」
「痛みを消すな!受け入れるんだ!苦痛なしじゃ、痛みなしじゃ何も得られない!」
「人間は職業じゃない!」
「いつか必ず死ぬって事を心に刻み込め!すべてを失った物が本当の自由を知る」
「今すぐ死ぬとしたら、今までの人生をどう思うんだ?」

とくに一番上のセリフが好きですね。

あとはこんなジョークもいいですよね。

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いかがでしょうか?

「FIGHT CLUB」。

ブラピ目当てでもテーマの考察でも目的はなんにしても騙されたと思って是非観てみてください。
とにかく観終わったとに万能感ににた高揚感を得られます笑

ブラピが熱演してたいかれた野郎に憧れてしましますね。

ちなみにこの映画は私の中の映画ランキングで2位になりました。1位は不動の「LEON」です。



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