【映画】5人の男たちの戦争ドラマ「フューリー」

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こんばんは、にもです。
今日は先日観に行った映画の感想でもひとつ。
 
ブラッド・ピット主演、「フューリー」

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先週公開されたばかりの作品なので、これから観に行く予定のある方はネタバレ注意です!
 

あらすじ


物語の背景は1945年4月、第二次世界大戦・ヨーロッパ戦線の終結4週間前。死に物狂いで最後の抵抗を繰り広げるドイツ軍に、“フューリー”(=激しい怒り)と命名された戦車で立ち向かった米軍兵士5人の想像を絶する一日の出来事を映し出す。(映画『フューリー』公式サイトより)



フューリー(FURY)とは上記の通り英語で「激しい怒り」という意味なのですね。
そんな名前の戦車に乗った5人の男たちの戦争ドラマが描かれた作品。
 
一言で言うと戦争とはこういうもの、というのをまざまざと見せつけられたなあという印象を受けました。
ただ長々と反戦を主張するというものではなく、これが戦争ですとある意味淡々と見せつけてくれる作品。戦争を知らない世代にとってはこういった作品の方がよっぽど戦争はよくないもの、と認識できる気がします。

ブラッド・ピット演じるフューリーの指揮官、ウォーダディーと彼の元にやってきた新人兵士のノーマンの二人を中心として物語が進むのですが、この新人ちゃん、元々は軍のタイプライターをやっていて今まで戦線に加わったことがない上、ピストルを一度も持ったことすらないというあまちゃんなのです。

そのノーマンがフューリーに乗り、戦争を直に知っていくうちにどんどん気が狂っていく様は見ていると本当にみぞおちの辺りが苦しくなりましたね…。信心深いキリシタンであり人を殺すなんてもってのほか!!!というような主張をしていたノーマンが最後にはナチスドイツに対して暴言、罵詈雑言を吐き続けながら銃を打つシーンなんかはなるほど恐らくこの時代こういう人はたくさん、しかもどの国にもいたのだろうなと思わされました。

そして度々テレビなどの宣伝にもありましたが、この映画、実際のティガー戦車を使って撮影されたそうで。現存するものは世界に6台しかないんだそうです。

それを使っているのはすごいですよね。よく許可が下りたなあ。
私は戦車というとプライベートライアンを思い浮かべるのですが、これからは戦車というとこの映画!と思うようになるくらい戦車づくしの映画だったように思います。

戦車の姿や構造、内部があんなにしっかりと見られる映画って他にありますかね?
戦車マニアの方にはそういった観点からでも楽しめるのではないでしょうか。

戦闘シーンは臨場感溢れ、無知の身としては戦車での戦いってこういう風にやるのかとリアリティを持って見れました。
向かってくるドイツ軍を食い止めるために十字路ポイントに移動するフューリー含めたシャーマン戦車部隊がその道中に、ティガー戦車という強いドイツ戦車と出会い大被害を受けるシーンはティガーが確実に、着々とフューリーたちに迫ってきていてどうなるのかとドキドキしましたね。
 
死闘の末フューリー以外の戦車は破壊され、最後は動かなくなってしまったフューリーにのって5人の男たちは、やってくる300人超えのドイツ軍を十字路で待ち受けるのですがこのシーンはすごかった。
手に汗握るドイツ軍との戦いはこれこそ映画館で見るべき!という迫力でした。映像、音、エフェクト効果などこれは大画面で見た方が何倍も面白いかと。
 
こうした激しい戦いの末ノーマン以外の4人は死んでしまうのですが、個人的には最後のシーンは複雑な気分になりましたね。
ノーマンはウォーダディの助言もあり脱出ハッチから逃げ、地雷によってできた穴の中に身を隠しますが、結局敵軍に見つかってしまうのです。
が、この敵軍が、なんとノーマンを見逃すのです。恐らく彼の若さと、もう戦う武器も気力も残っていないことを理解した上での判断だったのでしょうが、私は納得いきませんでしたね〜。
散々人を殺し合ってきてなぜそこは助けるのか。またノーマンも助かろうとするのか。
2時間半見ているうちに生きるか死ぬかの時代にそんな優しさは果たして持ち合わせているのかとすっかり良くない思考に陥ってました…。(笑)

戦争映画というのは苦手な人もいるのでなかなかおすすめしづらいのですが、ぜひ映画館で見て欲しい作品ですね。


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