【レビュー】超高速転送!大容量HDDをRAID1で安心安全運用!アルミニウム筐体が美しい「G-RAID with Thunderbolt 2」

この記事を読むのに必要な時間は約 10 分です。

去年の夏くらいから、Thunderboltで接続できる大容量HDDの運用を考えていたのですが、なかなか金銭的にも手を出しにくい価格帯で躊躇していました。

しかし一ヶ月前ほど、使っていた1TBのThunderbolt接続のHDDも1TBのUSB3.0接続のHDDも容量が尽きてしまったことと、やはり保存している写真や動画はRAID1で安心安全に保存したいと考え、G-Technology「G-RAID with Thunderbolt 2」を購入することにしました。

容量はラインナップの中では一番少ない8TB。それでも10万円オーバーとストレージにかける価格としてはかなり歯がゆい価格だと思います。

G-Technology



RAID1運用するため、容量は4TBになりますが、万が一データが消えてしまうことの可能性が限りなく低くなることを考えれば安いモノかもしれません。

「G-RAID with Thunderbolt 2」は工場出荷時にRAID0になっていますので、RAID1にセットアップしていきます。
説明書が簡易なものしか同封されていませんでした。公式ウェブサイトにも英語での説明しかなかったので、レビューに合わせて説明していきたいと思います。

それではレビューしていきましょう。

パッケージ


G-Technology (HGST) G-RAID Removable Thunderbolt 2_1

パッケージは重厚感がありますよ。
とにかく詰まってる感じがします。

G-Technology (HGST) G-RAID Removable Thunderbolt 2_2

中身はこちらです。

・G-RAID with Thunderbolt 2
・Thunderbolt2ケーブル
・USB3.0ケーブル
・ユニバーサル電源ケーブル
・簡易説明書


簡易説明書は本当にどうやって接続するか、くらいしか書いてありません。

デザイン


G-Technology (HGST) G-RAID Removable Thunderbolt 2_3

本体のデザインです。
アルミニウムが美しいですね。

おそらく「G-RAID with Thunderbolt 2」を購入する方はMacユーザーだと思うのですが、Macのデザインとの親和性もかなり高いです。

白い「G」というランプは起動中に光ります。

G-Technology (HGST) G-RAID Removable Thunderbolt 2_4

横から見るとなかなか長いことに気がつきます。
豆乳のパックを一回り大きくしたくらいの大きさですね。

G-Technology (HGST) G-RAID Removable Thunderbolt 2_6

背面は電源ボタンThunderbolt2ポートUSB3.0ポート電源ポートがありますね。
Thunderbolt2ポートが二つあるので、デイジーチェーンもできます。ここに新たなThunderbolt HDDを接続すれば、Macが認識してくれます。

多くのMacはThunderboltポートが一つしかないので、これは安心ですよね。

G-Technology (HGST) G-RAID Removable Thunderbolt 2_5

表面をポチッとおすと、蓋が外れてHDDを引き出せるようになります。
それぞれ4TBです。容量が足りなくなれば、自分でさらに大容量のHDDにも換装できます。

スペック


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G-RAID with Thunderbolt 2
インターフェイスThunderbolt 2 x 2
USB 3.0 (USB 2.0 互換) x 1
回転数7200RPM Class
転送速度最大 480MB/s
互換性Mac OS® 10.9以降
Windows® 10, 8.1, 7
サイズ(高さ x 幅 x 奥行)255 mm x 130 mm x 90 mm


「G-RAID with Thunderbolt 2」は、7200RPMのエンタープライズクラスHDDを2台搭載しています。取り外しも簡単なので、整備性にも優れていますね。

最大転送速度も480MB/sと文句なし。
速度に限るとハイエンドモデルで、最も要求性能の高い用途向けに設計されています。

RAID0

RAID0の工場出荷時の転送速度をみてみると、実質値で300MB/sを上回っています。

RAID0、RAID1、JBODってなに?


ここでRAID0、RAID1、JBODについて説明しておこうと思います。
RAIDとは複数のHDDをどう取りまとめるかの方式の違いで、高速化重視だったり、冗長性重視だったり用途によって方式を変更することができます。

RAID0


RAID0は転送速度を重視した方式です。
複数のHDDに一気にアクセスすることによって、転送速度を上げることができます。
しかし、HDDのバックアップは存在していないので、データは消えた時は復活できません。

余裕があれば、RAID0運用で、さらにそのバックアップを作るのがいいのかもしれません。

RAID1


RAID1はデータの冗長性を重視していて、複数のHDDをミラーリングします。
一つのデータを二つのHDDに保存するので、片方のHDDが破損しても、復活できるわけですね。
ただしHDDの容量は半分になってしまいますし、両方のHDDが一気に破損した場合はお手上げです。

JBOD


JBODはJust Bunch of Disksの略で、RAID0ともRAID1とも違い、HDDを個別認識する方式です。
個別認識といっても一つのストレージとして認識されます。

高速化も冗長性も重視していないのですが、例えば二つのHDDの容量が違う時に、JBODにすることで無駄なくHDDを使うことができます。
RAID0とRAID1では、HDDを1TBと2TBのものを使う場合、容量の少ない方に統一されてしまいます。
これをJBODなら防ぐことができるんですね。

ただ「G-RAID with Thunderbolt 2」は同じ容量のHDDが二つセットされているので、最初にJBODを選択するメリットはない気がします。

RAID1で安心安全運用しよう!


それでは早速、Macに接続して、RAID1に変更していきましょう。
付属のThunderboltケーブルがそこそこ長かったので、私は「G-RAID with Thunderbolt 2」を机の下の床に設置しました。
デッドスペースでもあったので、ちょっと得した気分に。

「G-RAID with Thunderbolt 2」はかっこいいんですけど、机の上に置くとかなり作業スペースを奪うことにもなりますし、圧迫感もあります(笑)

接続すると、Macが「G-RAID with Thunderbolt 2」を認識します。
工場出荷時はRAID0になっていますので、これをRAID1に変更します。

公式ウェブサイトよりアプリをダウンロード




公式ウェブサイトの製品サポートページにアクセスすると、ユーザーマニュアルや、クイック・インストール・ガイドがダウンロードできます。

公式ウェブサイト

そのページのダウンロードタブから、「G-RAID Removable」をダウンロードしましょう。
そしてインストール。

G-RAID RemovableでRAID1に変更


G-RAID Removable

「G-RAID Removable」を起動すると、「G-RAID with Thunderbolt 2」を認識しますので、「Configure」をクリックします。

G-RAID Removable

次の画面で、RAID0、RAID1、JBODを選択できますので、今回はRAID1を選択して「Configure」。
この切り替えをすると、当たり前ですが、「G-RAID with Thunderbolt 2」内のデータは削除されますので、気をつけて下さい。
購入時にどの方式で運用するのか決めて、最初に変更するといいですね。

G-RAID Removable

再度確認すると、TypeがRAID1になっていることがわかります。
Capacityも4TBになっていますね。

これで完了!と思いきや、まだやることが残っています。

HDDをフォーマット


フォーマット

RAIDを変更した後、こんなアラートが出てくると思います。

RAIDを変更すると、フォーマット情報も削除されますので、「ディスクユーティリティ」でフォーマットする必要があります。

ディスクユーティリティ

名前をつけてフォーマットしてあげます。
今度こそ完了!と思いきや、最後に仕上げをしましょう。

アイコンを変更


HDDをフォーマットすると、HDDのアイコン情報も削除されますので、管理しやすいようにアイコンを変更しましょう。

アイコンは先ほどの公式ウェブサイトからダウンロードできます。

アイコン

HDDのアイコンを右クリックして「情報を見る」を選択すると、上のような画面が出てきます。
最初は左のような状態ですので、上のアイコン部分に変更したいアイコンをドラッグすると右のようにアイコンが変更されると思います。

これで完了です。

RAID1の転送速度


RAID1

RAID1にするとさすがにRAID0のときよりも速度は低下しますが、許容範囲内です。
私はLightroomのデータをすべて保存して、現像作業もしましたが、動きが重いなどはありませんでした。

RAID1が故障した時には・・・


もしHDDに異常が出た時でも、慌てる必要はありません。
RAID1は二つのHDDがミラーリングされていますので、片方のHDDが壊れてもデータは正常にアクセスできます

error

通常状態の「G-RAID with Thunderbolt 2」では、表面の「G」のランプは白く点灯しています。
異常が発生した場合は表面の「G」のランプは赤く点灯します。

その場合は蓋を外すと故障したHDDのランプが赤く光っていますので、故障しているHDDを引き抜いて交換します。
新しいHDDを差し込むと、ミラーリングを再構築してくれますので、待ちましょう。1TBあたり数時間かかるそうなので、半日くらいはかかりそうですね。

正常な状態になれば、表面の「G」のランプが白く点灯します。
これは安心安全ですよね。

3年間の保証もありますので、3年以内の故障ならサポートが対応してくれるのも安心です。

まとめ


ついにThunderbolt対応の大容量HDDを購入してしまいました。
とにかく価格だけがネックですよね。これから数年間使っていくことを考えれば、コストパフォーマンスはいいのかもしれません。

G-Technologyには「G-RAID with Thunderbolt 2」の他にも、少し転送速度が遅い「G-RAID Studio Thunderbolt 2」という製品もありますので、予算と相談して選んでみてください。


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  • Comments ( 4 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. By Tundie

    初めまして。質問させて下さい。
    音はどうですか?

    現在メインで http://www.lacie.jp/discontinued/lch-4b-q/index.html を使っていて非常に音が静かです。
    現在繋げてない過去に使っていたLaCieの1TBは凄い音で耳障りです。

    http://www.lacie.jp/raid/lch-2bftb2ug/ とG-RAID with Thunderbolt 2シリーズで迷ってます。

    よろしくお願いいたします。

    • By マサキ

      こんにちは。
      HDDに書き込むカリカリという音はしますが、耳触りではないですね。
      おそらく本体に重量があるため、振動しにくいのだと思います。
      URLで挙げられたLaCieのThunderboltHDDも使っていますが、音は同じくらいです。どちらも静音性はあると思います。

  2. By Tundie

    ありがとうございました!
    マサキさんと同製品をポチらせていただきました。

    • By マサキ

      本当ですか!
      そういえばRAID1運用するのでしたらこちらのHDDのほうが楽でしたので結果的にもよかったかもしれません!

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