【レビュー】これぞ正統進化!電子式ブレ補正機能に防水機能がついた「GoPro HERO5 Black」

この記事を読むのに必要な時間は約 15 分です。

2016年10月にGoProの新製品が発表されました。
メインの「GoPro HERO5 Black」、コンパクトな「GoPro HERO5 Session」、そしてドローンの「Karma」でね。

そのうちの「GoPro HERO5 Session」は、レビューもしました。
その際に「GoPro HERO5 Black」は「Karma」とセット販売するので、その際に購入してレビューすると宣言したのですが、とにもかくも「Karma」が発売されない。
挙げ句の果てにリコール・・・う〜ん、GoPro社、大丈夫なんでしょうか。

年明けに純正のスタビライザーである「Karma Grip」が単体で発売されるので、もともとドローンとしての「Karma」には必要性を感じていなかったこともあり、単体での購入をしようと思います。
そんなこともあり、「GoPro HERO5 Black」を単体購入するしかない状況になりましたので、購入しました。

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やっぱりアクションカムは2個あると撮影に幅が広がりますし、撮影時もいちいちマウントを付け替えなくていいのも楽ですからね。

「GoPro HERO5 Black」にはやっぱり「GoPro HERO4 Silver」を使っていて不満だった、手ブレ補正と防水機能が搭載されたことが大きいです。
もともと「GoPro HERO4 Silver」にはタッチ式の液晶画面があったので、それに関しては「GoPro HERO5」になったからといって目新しさはなかったのですが、UIに関してはかなり改善されていたこともうれしい誤算でした。

なんとも中途半端な時期に「GoPro HERO5 Black」を購入しましたが、それではレビューしていきましょう。

パッケージ


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まずは開封していきましょう。
「GoPro HERO4 Silver」のときと変わらない縦長のパッケージです。

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裏面には連携するアプリの紹介が記載されています。
アプリに関して言えば本体に液晶画面があり、操作もしやすい「GoPro HERO5 Black」は連携する必要はない気がします。

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パッケージの底面から開封です。
「GoPro HERO5 Session」のレビューのときにも触れましたが、アンボックスしやすくなっています。

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「GoPro HERO5 Black」と白い箱というシンプルさ。

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「GoPro HERO5 Black」ですね。

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白い箱から付属品を取り出します。
この付属品もシンプルな構成になりました。

ちなみに「GoPro HERO5シリーズ」では接続ケーブルがUSB Type-Cになっています。

デザイン


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さっそくデザインをみていきましょう。
「GoPro HERO5シリーズ」では今までのブラックとシルバーが基調だったデザインから、グレーが基調のデザインとなっています。

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正面からです。
カメラが目立つデザインですね。
カメラの横の小さい液晶には撮影時などにモードや設定が表示されますが、基本的には被写体にカメラを向けることになるので、撮影しながら、この画面をみて確認というシチュエーションは少ないです。

経験上、セルフィーを使ってる時は確認することも多々ありました。

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サイドです。
「HERO5」と刻印されていますね。

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裏面はタッチディスプレイがあるのみのシンプルな構成です。

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サイドです。
こちらはモードボタンがあります。
モードボタンは電源ボタンでもあります。

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上からみると、シャッターボタンがあります。
この辺りも「GoPro HERO4シリーズ」と変化はありませんね。

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下です。
こちらのカバーを外すと、バッテリーとmicroSDにアクセスできます。

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起動します。
液晶の発色も綺麗ですね。撮影のために強い光で照らしている環境下で、この視認性の良さには驚かされます。
直射日光の下でも確認しやすいです。

スペック


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「GoPro HERO5 Black」と「GoPro HERO5 Session」の大きな違いは、「タッチディスプレイ」「位置情報取得」「RAW + WDR 写真」です。
他にも撮影スペックの違いもありますね。

「GoPro HERO5 Black」はGoProというブランドのハイエンドモデルですので、一番いい機能、撮影スペックが欲しければ、最もいい選択肢です。

しかし、「GoPro HERO5 Session」が「GoPro HERO5 Black」に比べて、劣っているというわけではありません。コンパクトなボディやシンプルに撮影ができるその設計は大きなアドバンテージだと考えます。

後ほど、スペックや機能について説明します。



操作性


それでは「GoPro HERO5 Black」の操作性能をみていきましょう。

カメラマウントフレーム


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「GoPro HERO5 Black」は、本体のみを使って撮影するというより、カメラマウントフレームを使い、様々なマウントに接続させることで真価を発揮します。

「GoPro HERO4シリーズ」までは本体に防水機能がなかったため、フレームが完全に本体を覆っていましたが、「GoPro HERO5 Black」では主にサイドのみを覆っています。

そのため、音声もしっかり録音されます。「GoPro HERO4シリーズ」では音声はかなり小さな音でかすかに録音させるだけでしたので、これから音声も入った臨場感のある動画が撮影できますね。

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しっかりシャッターボタンにもアクセスできます。
私はスキーで使うことが多いので、グローブを使ってボタンがおせることも確認できました。
「GoPro HERO5シリーズ」では音声で撮影スタートもできるので、もしボタンにアクセスがしにくい時も安心です。

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このロックしているプラスチックがなかなか固かったです。
その分安心なのかもしれませんが・・・
タッチディスプレイにもフレームをつけていてもアクセスできます。
もし傷などが怖い方はフィルムを貼っておいてもいいかもしれませんね。

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モードスイッチはフレームで覆われていました。
しっかりアクセスもできます。

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このカバーのロックにはアクセスはできるようになっているのですが、カバーはフレームをしたまですと開けることはできません。
なぜフレームのこの部分がくり抜かれているのでしょうか・・・マイクのためでしょうか。

バッテリーとmicroSD


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バッテリーとmicroSDはカバーを開けることでアクセスできます。
バッテリーは1220mAhのリチウムイオン充電式バッテリーです。

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microSDですね。
micorSDはClass10、UHS-I対応の64GBを推奨します。



128GBは対応するのものもありますが、途中でエラーが出て撮影が止まったりもしますことがありました。
数日間の旅行中などに撮影するとなると、64GBを1枚では心許ないので、2〜3枚購入しておくと安心です。

USB端子とHDMI端子


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サイドのこちらのカバーはUSB端子HDMI端子にアクセスできます。

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私の場合はバッテリーはチャージャー、データはmicroSDから直接インポートしますので、このカバーは外すこと少ないです。

「GoPro HERO5 Black」はカバーの作りが荒いかなと感じました。
ロックする部分がしっかりはまらないことがありますので、気をつけてください。
防水機能がありますが、カバーがしまってないことには機能しませんので。
おそらく防水機能のためのパッキンのせいで、カバーがしまりにくいのでしょう。

便利な落下防止コネクタ


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「GoPro HERO Session」より採用された、落下防止コネクタが便利です。

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ゴム製パーツを上にあげてマウントに接続します。

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マウントに接続したあとにゴム製パーツをはめることによって、衝撃などでマウントからはずれないようになりました。
激しいアクション中でもマウントから外れる危険性が少なくなりましたね。

機能性


「GoPro HERO5 Black」はハイエンドモデルだけあって、機能性が抜群です。
今回より搭載された機能で目玉といえば、電子手ブレ補正機能と、防水機能です。
他にも改善された点や新しい機能があり、それらがタッチディスプレイによってわかりやすく使えるようになっています。

どのような撮影ができるのかを中心に機能を紹介していきます。

ビデオモード


ビデオモードではシャッターボタンを押すことで、初期設定では1080p/60FPSの高解像度ビデオを撮影できます。
他にも最大4K/30FPS2.7K/60FPS1440P/80FPS1080P/120FPS960P/120FPS720p/240FPSという設定もできます。

「GoPro HERO4 Black」とは変化はないですが、私が持っていた、「GoPro HERO4 Silver」は最大4K/15FPS、1080p/60FPSでしたので、改善しました。

私は1080p/120FPSに設定しました。YouTubeにアップロードするならこれくらいで十分かなと思うのですが、オススメの設定などありましたら教えてください。
4Kにしてしまうと、30FPSなのでアクションカムとしてはFPSが足りないかなと。

ただし、電子手ブレ補正は4Kまたは60FPSをオーバーする場合には機能しないので注意が必要です。まだまだ改善点はありますね・・・これは残念です。
なおさら物理的なスタビライザー「Karma Grip」が必要ですね。

タイムラプスモード


撮影ボタンを長押しすると連続撮影モードになります。
初期設定は0.5秒で撮影をし続けます。
セルフィーなども気軽にできますね。

私は5秒ごとに連続撮影するように設定しました。
ちなみに「GoPro HERO5 Black」では「RAW + WDR 写真」にも対応するようになりました。

その他の撮影モード


バーストショットも使えます。
基本的にタッチディスプレイがついたといっても、アクション中には撮影ボタンを押すだけというのがアクションにも集中できます。

撮影する前に、ビデオ解像度、フレームレート、画角などの設定は先にすましておいて、あとは撮影に専念するという使い方がいいですね。

撮影中にモードボタンをおせば、HiLightタグが動画につきます。
のちのち編集する際にベストなシーンがみつけやすくなりますね。

タッチディスプレイ


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撮影モードの切り替えや設定、電子手ブレ補正機能のオンオフなどすべての機能へのアクセスがしやすかったです。
本体と遜色なくソフトウェア、UIの改善がはかられていますね。

ビデオ安定化(手ぶれ補正)


やっと搭載されました。GoProはアクションカム業界のパイオニアだったのに、最近は他社アクションカムにスペックが劣っていましたからね。

電子式手ブレ補正なのですが、十分です。
後ほど動画を紹介しますが、確かにブレが軽減しています。あとはスタビライザーと接続すれば完璧ですね。

先ほども書きましたが、電子手ブレ補正は4Kまたは60FPSをオーバーする場合には機能しないので注意が必要です。手ブレ補正機能を重視するのでしたら、ソニーのアクションカムがオススメですね。

純正スタビライザーである「Karma Grip」のレビューです。



トリプルマイクシステム


「GoPro HERO5 Black」は「GoPro HERO5 Session」のデュアルマイクシステムをこす、トリプルマイクシステムです。
上面、両サイドの3箇所にマイクが設置され、撮影中にどれもが機能し、その中から自動的に最も良い音声を記録してくれます。

アクション中は風切り音が必ずといっていいほどありますが、それが軽減されますね。

耐久性・防水機能


「GoPro HERO5 Black」は、水深10mまでの耐久・防水性を備えているので、別途のハウジングは不要となっています。
「GoPro HERO5 Session」もそうなりましたが、これが非常に魅力的。水中でもカメラが曇らず、そして音声もしっかり拾ってくれます。

本体に防水機能がないと、結局ハウジングを使うことになり、マイクが機能しませんからね。

音声コントロール


これは正直、私の使い方だとあまり使わないかなぁ・・・と思うのですが、英語なら「GoPro start recording」、日本語なら「GoPro、ビデオスタート」で撮影を開始してくれます。
「GoPro start recording」とつぶやくと、撮影スタートされるのはけっこう感動しました。マウントが手で届きにくい時には便利かも。

ちなみに設定で音声コントロールの言語は変更できます。
本体設定は英語で、音声コントロールは日本語とかも大丈夫です。

位置情報取得


撮影した写真や動画にGPSで取得した、位置情報が記録されます。
写真の位置情報は後からつければいいのですが、動画への位置情報記録はかなりうれしいですね。

PCアプリであるQuickを使えば、動画に速度、距離、高度のゲージを追加することができます。
実はこれをずっとやりたくて、GPSマーカーを購入したりと方法を考えていたのですが、簡単にできるようになりました。

バッテリー




バッテリーは1220mAhのリチウムイオン充電式バッテリーです。
「GoPro HERO4シリーズ」より少し容量が増えました。
純正のスペアバッテリーとデュアルチャージャーのセット「AADBD-001-AS」を購入しましたので、改めて紹介します。

容量は増えましたが、やはり1〜2時間ほどしか撮影できないので、充電環境がない場所での撮影の場合は必ず、スペアバッテリーを用意するべきだと思います。
バッテリーとメディアはありすぎて困ることはありません。

携帯性


携帯性はやっぱり抜群ですね。
ヘルメットにつけると多少重さを感じますが、アクション中に邪魔とは感じません。
「GoPro HERO5 Black」と「GoPro HERO5 Session」を組み合わせれば、いろいろな撮影ができますね。

画質・音質




実際に撮影した動画です。
1080P/60FPSで、露光計とProtuneをオンにして、カラーはフラットにしました。
GoProカラーだとのっぺりした画になりますから、フラットがオススメです。

電子手ブレ補正もありにしています。
やはり「GoPro HERO4シリーズ」に比べると画面が安定していますね。
なにより音がクリアです。



こちらも同じ設定で、今度はナイターで撮影してみました。
ノイズも安定していますね。暗所での撮影も画質が向上した気がします。



こちらは先ほど説明した速度、距離、高度などのゲージを追加した動画です。
すべて表示しました。

・GoPro ロゴ
・情報クラスタ
・スピードチェッカー
・GPS パス
・スピードメーター
・G力


追加できるゲージは全部で6個です。選択可能ですので好きなゲージを追加してみてください。
惜しいところは、マイル表示しかできない点でしょうか。そのうちバージョンアップでキロメートル表示できるようにしてほしいですね。




GoProで撮影した動画などをアップロードしていますので、よかったらチャンネル登録してください。

まとめ


「GoPro HERO4シリーズ」より正統進化をした「GoPro HERO5 Black」のレビューでした。
手ブレ補正と本体防水機能、そしてGPS内蔵がうれしいですね。
メインのアクションカムとしては、これを選んでおけば間違いなしです。

「GoPro HERO5 Session」もありますので、「GoPro HERO5 Black」とどちらを購入するか悩む方がいると思います。

・とりあえずアクションカムが欲しい!
・アクション中の撮影がしたい!
・1台で済ませたい!
・機能は一番いいのが欲しい!
・動画の編集に凝る!


こんな方に「GoPro HERO5 Black」は向いていると思います。
コンパクトで撮影方法もシンプルなのは「GoPro HERO5 Session」ですので、気軽に使いたい方には「GoPro HERO5 Session」がオススメです。

すでに明確な撮影目的があり、スペックを求めている場合は「GoPro HERO5 Black」がオススメです。

「GoPro HERO5 Black」を購入してかっこいい動画を撮っちゃってください!



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  • Comments ( 4 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. By カズ

    以前、色々とコメント書いていたカズです。
    やっと私もこれ買いました。

    まだつのちゃんはい慣れていないのですが、いろいろ撮影してみます。

    • By マサキ

      こんにちは。
      ぜひぜひ!いい動画ができたら見せてくださいね。

  2. By カズ

    おはようございます。
    液晶フィルムを、取り付けると、タッチセンサーの感度が落ちるのですが、どうでしょうか?

    以前こちらで紹介してある一脚は購入しました。かなり小さくていいです。

    • By マサキ

      おはようございます。
      わたしは液晶フィルムを貼り付けていません。
      画面に傷が入ってもあまり問題がないガジェットだと思いますので、もし気にしないのでしたら感度が下がるのでしたら、液晶フィルムは剥がしてもいいかもしれませんね。

      一脚使いやすいですよね!

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