【レビュー】SDカードを2枚搭載できるアダプター「iFlash-Dual」を使ってiPod classicの容量を233GBにしてみた。

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

iPod classicが発売停止してからしばらく経ちましたが、まだまだ愛用者も多くDAPといえばiPodというイメージもありますよね。

ZX2を購入して、埃をかぶっていたiPod classicを今回改造して、容量を増やし、バッテリーも改善しようと思います。
かねてから、iPod classicを改造してSSDを搭載しようと思っていたのですが、SSDはまだ値段が高いのがネックでした。
でも、いつかはSSDを搭載しようと漠然と計画していたところこんなニュースが入ってきました。

海外のギークTarkanがiPod ClassicにSDカードを2枚搭載できるアダプター「iFlash-Dual」を10月に発売!

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なんと、SSDではなく、SDカードを、それも2枚搭載できるアダプターが発売するじゃないですか!
さっそく9月末日にポチりまして、10月上旬には届いていたのですが、せっかくiPod classicをパカッと開けるのでついでに音が出たり出なかったりのイヤホンジャックとバッテリーも新調するためにパーツを取り寄せました。

用意したもの


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・iPod classic 第5世代 30GB

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・iFlash-Dual
・Video(5th)イヤホンジャック部品 30GB
・iPod video 第5世代 交換バッテリー (480mAh) 電池
・SDカード 128GB ×2

iFlash-Dualは以下のiPod classicでしたらどれでも対応しますので改造したい方はお好きな機種をお選びください。

・iPod 5G Video 30GB, 60GB
・iPod 5.5G Video 30GB, 80GB
・iPod 6G Classic 80GB, 120GB, 160GB
・iPod 7G Classic 160GB (late 2009)


SDカードは動作確認されている種類がiFlash-Dualのページに載っていますが、今回私が購入したものの動作確認もできましたので、こちらのSDカードで大丈夫です。



改造の流れ


さっそく改造していきましょう。ハンダを使う場所もないので簡単です。
まずは用意したものを開封しましょう。

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それぞれこんな感じに梱包されていました。

iPod classicを開けます。


まず、iPod classicを開けます。ここが一番手こずりました。
綺麗に開けるのはかなり難しいです。ある程度傷が入るのも許容できるのであればガシガシ開けていきましょう。

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なんでもいいのですが、薄くて硬いものをiPod classicのフロントプレートとアルミケースの間に差し込みます。
ピックやクレジットカードとかより薄いカードがオススメです。

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一箇所差し込み、そこから徐々に隙間を広げていきます。
一つのカードやピックだけですと、他の箇所に隙間を広げている間にどんどん最初に広げたところがまた閉まっていきますので、複数枚使うことをオススメします。

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隙間を徐々に広げていきます。

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爪がひっかかるくらい広がったらけっこう力をいれてパカッと開けます。
どれくらい力をいれていいか最初はドキドキすると思いますが、思い切りよくやって大丈夫だと思います。

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ここで完全にフロントプレートとアルミケースをわけるために、iPod classicの下の部分にあるコードを引き抜きます。
このコードはバッテリーコードです。垂直に力をいれると抜けると思います。

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ちなみにイヤホンジャックの調子が悪いのはこの黒いチップが取れかけていたせいみたいです。
開けた時に完全に取れました。

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アルミケースのほうについているHDDを一度引き起こし、もう一箇所接続されているコードを引き抜きます。
こちらはイヤホンジャックのコードです。
今度はコードがロックされているので、ツメを起こして水平に抜きます。

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バッテリーコードとイヤホンジャックのコードを引き抜くことで、フロントプレートパーツが完全に独立しました。

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同じように今度はアルミケースのほうに接続されているHDDのコードを引き抜きます。

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水平に慎重に引き抜いてください。
こちらのHDDの代わりにiFlash-Dualを搭載します。

(作業時間15分)

iFlash-Dualを搭載します。


次にいよいよiFlash-Dualを搭載していきます。

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iFlash-Dualを用意します。

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iFlash-DualにSDカードを挿入します。
ここで注意したいのが、SDカードをFAT32でフォーマットしておくことです。
私は買ったまま挿入したところまったくiPod classicが復元できずにかなり焦ったのと同時に時間を無駄にしました。

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SDカードを買ったまま挿入し組み立てて電源をいれるとこのような画面になりMacやPCと繋いでも復元ができませんので気をつけてください。

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気を取り直してFAT32にフォーマットしたSDカードを挿入したiFlash-Dualを先ほどHDDが繋がっていたコードに接続します。
これが意外ともどかしい作業なので丁寧にやってください。

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接続したら、iFlash-Dualに同封されていたスポンジをFoam PADに貼り付けます。

これでiFlash-Dualの搭載が完了しました。
iFlash-Dualの改造作業のみの方はここで終了です。

(作業時間20分)

イヤホンジャック、バッテリーを交換します。


今度はせっかくiPod classicを開けたのでついでにイヤホンジャックとバッテリーを交換します。
バッテリーは安いので、iFlash-Dualを搭載するついでに交換するのをオススメします。
ちなみにiFlash-DualはSDカードがストレージになるのでHDDのときよりバッテリーの持ちがよくなります。

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まずバッテリーを剥がします。
粘着テープでとまっているので、剥がす時に気をつけないとイヤホンジャックのコードがちぎれてしまいます。
今回はイヤホンジャックのコードも交換するので気にせず剥がしました。

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イヤホンジャックのパーツはネジが4箇所とまっているのでドライバーで外します。

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取り外したのと逆の順番でそれぞれ新品のパーツを取り付けます。

(作業時間10分)

iPod classicの復元。


それぞれ改造が終わりましたので、iPod classicをもう一度閉めて、復元していきます。

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先ほど外したバッテリーコードとイヤホンジャックのコードを接続して蓋をしめる前に一度起動してみてください。

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このような画面が出れば改造がうまくいきました。

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MacやPCに接続します。

ipod

復元を促されるので復元します。

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数分待ちます。

itunes

新しいiPod classicとして設定していきます。

iPod classic

復元後しっかり233GBになっていることを確認しました。

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数曲同期してみて、動作に問題がなければiPod classicを閉めて完成です。

(作業時間15分)

まとめ


無事iPod classicを大容量の233GBにすることができました。
HDDだったときよりバッテリーの持ちもよくなりました。理論値は40時間だそうです。
さらにSDカードになったので読み込みも速く物理的にも軽くなりました。

SSDを搭載する改造よりお財布的にも優しいのと、SDカードを挿入するということで容量が好きに選べるのもいいですね。
512GBを2枚挿入することで1TBのiPod classicにもできます。

もう現役を引退したiPod classicですが、もう一度改造して活用してみるのもいいのではないでしょうか?

なにかわからないことがあればコメントしてください。




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  • Comments ( 10 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. By iPod5G復活計画

    はじめまして。
    大変興味深くブログを読ませていただきました。
    質問させていただきたいのですが
    iFlash-DUAL – iPod Dual SD Adapterを購入する際Tarkan’s BOREDで直接クレジットカードを使って購入してもセキュリティ的に信頼できそうでしょうか?
    よろしくお願いします。

    • By マサキ

      コメントありがとうございます。
      なんともいえませんが、Tarken’s BOREDのほうで悪用されることはないですが、心配でしたらPayPalで支払いすることをオススメします。
      私はPayPalで支払いました。

  2. By 匿名

    こんにちは!!

    少し話がそれるのですが、同じi pod 5.5g 30gbの基盤をiPodclassic最終型などの基盤に取り替えることができるのでしょうか?

    UIがイマイチ使いにくく、再生/一時停止ボタンが反応しなくなったのでCf(microsd)化するついでに基盤を新しいのに替えようとおもっています。

    2chなど調べましたが同じようなことを考えた人がいなかったみたいで、成功例が見つかってないです。

    • By マサキ

      コメントありがとうございます。
      私もそのような改造をしたことがないので正確には答えられませんが、世代が違いますと液晶画面なども変わってきますので、単純に丸ごと中身を変えるようになると思いますので物理的にケースに収まれば大丈夫だと思います。
      しかし基盤を購入するとなると中古で最新モデルを購入できる価格に近いと思いますので、現在持っているモデルを売却して最新モデルの中古を購入するほうが安全策だと思います。
      ちなみに最新モデルはケースを開けるのが、難しかったです。

  3. By mochi

    iflash dualの参考にさせていただきありがとうございます。
    装着までは完了したのですが
    ipodを復元しようとしたときにエラーが出るのですが解決法ありますでしょうか
    ipodを復元できませんでした。(1416)とのエラーがでます

    • By マサキ

      コメントありがとうございます。
      エラーがでた実機が手元にないのでなんともいえませんが、「iPod 復元できない」で検索したりすれば、対処法がたくさんでてきますのでいろいろ試してみるといいと思います。
      すでにPCとの接続認識はしているのであれば、再度復元を試すか、SDカードのフォーマットがうまくいってないのか、接続方法が悪いのか、いろいろ原因はあると思いますのでご自身で可能性を潰していくほか解決方法はないと思います。
      私からはこれといって断言はできず申しわけありません。
      おすすめとしては再度SDカードをフォーマットしてみるのがいいと思います。

  4. By です

    はじめまして、マサキさま
    このブログを拝見して、自分でもやってみようと思いました
    イヤホンジャックの交換もと思ったのですが、ネットでは販売されていませんでした
    入手先を教えていただけないでしょうか

    • By マサキ

      コメントありがとうございます。
      私はヤフオクで入手しました。あるときとないときがありますが、月単位では入荷チャンスがあると思いますのでこまめにチェックしてみるといいと思います。

  5. By podタロウ

    失礼いたします、質問させてください!
    マサキさまの例を参考に、私もiFlashによる256GBのSDを使用したカスタムに挑戦してみました。
    iPodのベースは、5.5世代の80GBのMA450です。
    iTunesでの復元、同期も成功しiPodの動作等もまったく問題はないのですが、MP3の音楽データを15,000曲程度同期させるとiPodの中に曲が入っていなくて0曲と表示されます。
    何時間も同期に時間がかかるので、ショックが大きいです。
    ところが、14,000曲程度までなら正常に認識されています。
    マサキさまは、このような症状はなかったでしょうか?
    そもそも扱われておられる音楽データがMP3とは違いかもしれませんが‥。
    もし、原因と対策などがわかればご教示いただけないでしょうか?
    どうか、お願いします。

    • By マサキ

      こんにちは。コメントありがとうございます。
      そのような症状はなかったですね。
      私はロスレスで入れていますので、曲数がそこまでないのもあるかもしれません。
      ちょうど1万弱ですので、もしかしたら、友人がiPod classicには限界曲数があると言っていましたので、それが原因かもしれません。

      しかし、軽く検索してみると5万曲でも問題ないという人もいますので、それ以外の原因があるかもしれません。
      お力になれなくて申し訳有りませんが、もしよろしければCFWのRockboxを試してみるといいかもしれません。

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