【レビュー】驚くほど滑らかなビデオが撮影できる!GoPro純正品のスタビライザー「Karma Grip」

この記事を読むのに必要な時間は約 13 分です。

2016年10月にGoProの新製品が発表されました。
メインの「GoPro HERO5 Black」、コンパクトな「GoPro HERO5 Session」、そしてドローンの「Karma」でね。

そのうちの「GoPro HERO5 Black」と「GoPro HERO5 Session」はレビューもしました。

「Karma」も発売されるのを楽しみにして待っていたのですが、なかなか発売されず、リコールになったり・・・
「Karma」が購入できなくなり、残念だったのですが、純正のスタビライザーである「Karma Grip」が単体で発売されました。
もともとドローンとしての「Karma」には必要性を感じていなかったこともあり、「Karma Grip」を購入しました。

Karma-Grip

GoProの純正製品というだけあって、「GoPro HERO5 Black」との相性はとってもいいですね。
撮影した映像にも高いレベルの手ブレ補正がしっかり効いていますし、なにより操作がしやすいです。
「Karma Grip」に接続すれば、撮影のための操作は「Karma Grip」で完結するのがとっても便利です。

デメリットといえば、「Karma Grip」が約500g、「GoPro HERO5 Black」が約120gと撮影時に合計で約620gとなってしまうので、撮影中にだんだん腕が疲れてくることでしょうか。

その代わりといいますか、「Karma Grip」から「GoPro HERO5 Black」への給電が行われますので、「GoPro HERO5 Black」のバッテリーを2つ用意しておけば、1日使うくらいでしたら、バッテリー切れの心配はなかったです。
心配な方は「Karma Grip」も「GoPro HERO5 Black」も給電はUSB Type-Cですので、モバイルバッテリーとケーブルを用意しておけば良いと思います。

はじめての電子スタビライザーですが、なかなか良い買い物をしたと感じます。
それではレビューをしていきましょう。




パッケージ


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ビニール袋にパッケージが包まれてきました。

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パッケージはなかなか大きいですね。
「KARMA GRIP」と書かれています。

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裏面には主な使用方法が書かれています。
手持ちで撮影や、GoPro専用バッグパックの「GoPro Seeker」に接続して撮影できます。

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純正品というだけあって、拡張機能もあります。

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対応するカメラはこちらです。

・GoPro HERO5 Black
・GoPro HERO5 Session
・GoPro HERO4 Black
・GoPro HERO5 Silver


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パッケージを開封すると、さっそく「Grip ケース」が出てきました。

karma-grip_7

内容物はこちらです。

・Karma Grip ハンドル
・Karma スタビライザー
・HERO5ハーネス
・USB-C ケーブル
・リスト ストラップ
・タイダウン ストラップ
・マウンティング リング
・Grip ケース
・取扱説明書
・ステッカー


ほとんどが「Grip ケース」に収納されています。

デザイン


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まずは「Grip ケース」をみてみましょう。
なかなか頑丈なケースで、アクティビティ中にバックパックの中にこのケースに「Karma Grip」を収納して入れておけば、安心ですね。
実際にスキーで使ったのですが、何度か派手に転んでも中身はもちろん無事でした。

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専用ケースなので、中身の「Karma Grip」にぴったり合うように作られています。

karma-grip_10

中身はこちらです。

・Karma Grip ハンドル
・Karma スタビライザー
・HERO5ハーネス
・USB-C ケーブル
・リスト ストラップ
・タイダウン ストラップ
・マウンティング リング


「Karma Grip ハンドル」「Karma スタビライザー」「HERO5ハーネス」「Karma Grip」を構成しています。

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なかなか付属品も便利なものが入っていて、考えられているなと感心しました。

karma-grip_13

かっこいいですね。
やはり純正品というだけあって、「GoPro HERO5シリーズ」とのデザイン上の親和性が高いです。もちろん機能もですが。

karma-grip_14

こちらが操作スイッチです。

Karma Grip

・Power/Mode ボタン
・Shutter ボタン
・HiLight Tag ボタン
・Tilt Lock ボタン


ボタンの操作は若干強く押し込む必要があります。
アクテビティ中に不意にボタンが押されることがないですね。
グローブの上からもしっかり押し込むことができました。

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「HERO5ハーネス」です。
「GoPro HERO5 Black」を接続できます。

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「Karma スタビライザー」は電源をつけてない時はくたっとしています。
かなり滑らかに動くことが触るだけでわかりますよ。

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「Karma スタビライザー」と「Karma Grip ハンドル」はひねることでロックを外して、接続を解除できます。

karma-grip_18

このロック解除が意外とひねりにくく、こんなに力を入れて良いのかと不安になりました。この辺りは改善が必要かなと感じます。

karma-grip_19

「Karma Grip ハンドル」の下にUSB Type-Cの接続端子があります。
接続すれば充電ができますし、「GoPro HERO5 Black」を接続した状態でPCやMacと接続すれば、「GoPro HERO5 Black」をPCやMacが認識します。

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バッテリー残量を示すライトです。

スペック


karma-grip

「Karma Grip」「Karma Grip ハンドル」「Karma スタビライザー」「HERO5ハーネス」で構成されています。

スタビライザー部分である「Karma スタビライザー」本体部分である「Karma Grip ハンドル」のそれぞれのスペックです。
もともと「Karma スタビライザー」はドローンである「Karma」のスタビライザーとしての役割もあるため、このような構成になっています。

バッテリーは公称値は1時間45分ですが、体感的にはそれ以上撮影できています。
充電もUSB Type-Cなので、外部バッテリーでどうにかなるので安心と言えば安心でしょうか。
「Karma Grip」自体がバッテリーを交換式だと尚良かったですね。

安定化オプション


全般用途Karma Grip の電源を入れてビデオの撮影を開始します。
上下角度調整「Tilt Lock ボタン」を押しながら、上下の角度を調節し、「Tilt Lock ボタン」を離すとその角度でスタビライザーを設定、固定することができます。
「Karma Grip」を動かしてもスタビライザーはその角度を保ちます。
リセットする場合は、「Tilt Lock ボタン」を押します。
上下反転「Karma Grip」を逆さまにして、180°ひねると、ローアングルのカメラ視点で撮影することができます。
手動ハーネス調整ハーネスをお好みのポジションに手で動かすと、「Karma スタビライザー」がその傾きで保持します。


「Karma Grip」の安定化オプションは全部で4種類あります。
それぞれの使い分けに慣れて、より良い動画を撮影したいですね。

「Tilt Lock ボタン」による、上下角度調整は慣れるまで難しいですが、このボタンを使いこなすことでより自由に撮影することができますので、練習しようと思います。

Karma マウンティング リング


karma-grip

「Karma マウンティング リング」を「Karma Grip」に接続することで、GoProのマウントに簡単に装着することができます。

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「Karma スタビライザー」と「Karma Grip ハンドル」を一度分離します。

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ロックをひねることで外すことができます。
ちょっとロックがかたいので注意が必要です。

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「Karma マウンティング リング」を装着して、再度「Karma スタビライザー」と「Karma Grip ハンドル」を装着します。
あとは「Karma マウンティング リング」を好きなマウントへ接続できます。

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「Karma マウンティング リング」のロックをゆるめることで、角度も調整できます。

「GoPro HERO5 Black」を「Karma Grip」に接続


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それでは実際に撮影する準備をしていきましょう。
とは言っても、「GoPro HERO5 Black」を「Karma Grip」に接続して、あとは撮影するだけの簡単操作です。

まずは「HERO5ハーネス」のロックを外します。

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「HERO5ハーネス」のロックをカチッと押すだけでパカっと「HERO5ハーネス」が開きます。

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「GoPro HERO5 Black」で準備をすることがあります。
USB Type-C端子とHDMI端子のカバーを外すことです。
これは完全に開いてから、斜めにひっぱるとスポっととれます。

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「GoPro HERO5 Black」を「HERO5ハーネス」にスライドしていきます。

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完全に接続できたら、「HERO5ハーネス」を閉めて準備完了です。

「GoPro HERO5 Black」を「Karma Grip」に接続して撮影


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それでは早速撮影です。
今回は「苗場スキー場」にてスキーをしながら撮影しました。

電源をつける前は「HERO5ハーネス」がくたっとしています。

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「Power/Mode ボタン」を押すと特に音はせずに、「HERO5ハーネス」が垂直水平に向きます。かっこいいです。

karma-grip_32

正面からです。
電源をつけた状態で上下左右に振っても、「HERO5ハーネス」が垂直水平に保ちます。
「Karma Grip」を向けた方向にゆっくり「HERO5ハーネス」が正対しますので、自然で滑らかな動画を撮影することができます。この正対するスピードは調節できると尚よかったです。



実際に撮影した動画です。
1080P/60FPSで、露光計とProtuneをオンにして、カラーはフラットにしました。
GoProカラーだとのっぺりした画になりますから、フラットがオススメです。

なかなか滑らかではないでしょうか。



「GoPro HERO5 Black」の電子手ブレ補正のみの撮影動画です。
電子手ブレ補正のみでは細かい振動などはしっかり、補正されますが、撮影者の手ブレは当たり前ですが、補正できていません。

しかし「Karma Grip」を使うと、撮影者の手ブレも補正され、より滑らかで視聴しやすい動画が撮影できます。
私も今までアクションカメラで撮影した動画をチェックすると、若干酔う時もあったのですが、「Karma Grip」で撮影した動画は滑らかでとてもチェックしやすいかったです。



ナイターでの撮影です。
暗所でももちろんですが、スタビライザーの効果は発揮されますね。
暗所では余計にブレに弱くなりますので、スタビライザーを使用することで、ノイズも抑えられているのではないでしょうか。



天気が良かった時に撮影した動画です。
アクティビティ中に手ブレがしっかり補正されると、風景もしっかりみやすく撮影されるのも良い点です。

かなり撮影時にGがかかると、「HERO5ハーネス」が斜めになってしまうのは改善して欲しい点かと思います。その点以外は撮影時に不満を持つようなことはありませんでした。

「GoPro HERO5 Black」だけではなかなか「HiLight Tag」も使いにくかったのですが、「Karma Grip」ならボタンひとつでタグをつけられるので、より撮影した動画を編集しやすくなるかと思います。




GoProで撮影した動画などをアップロードしていますので、よかったらチャンネル登録してください。

まとめ


ただ動画を滑らかに撮影できるだけの製品と言えばそれまでですが、それだけで撮影した動画が格段によくなります。

他社製品にはさらに性能がいいスタビライザーがありますが、初心者には操作も簡単ですし、GoPro純正品だけあって、GoProとの連携がとっても便利なので、「Karma Grip」はGoProユーザーがスタビライザーを購入するにはベストな存在ではないでしょうか。

「Karma Grip」は若干重いのがネックなので、「GoPro Seeker」に装着して撮影もいいですよ。今までのマウントにも接続できるので、新しいスタビライザーの使い方を模索していきたいと思います。


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  • Comments ( 2 )
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  1. By カズ

    どうもです。

    とても気になる商品ですね。
    これは防滴はどうなのですか?

    ただお値段か……(笑)

    私もボード行きたいなぁ…

    • By マサキ

      こんにちは。

      防滴はありませんが、スキー場で雪まみれになっても問題ありませんでした。
      雨に濡れるのはまずいかもしれませんね。

      今シーズンはしっかり雪が降ったので、ぜひぜひ!

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