【まとめ】「ミッション:インポッシブル」シリーズ4作品の見どころ!

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いよいよ明日は「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」の公開日ですね。

先日、「ターミネーター」を観に行ったときに思ったのですが、シリーズ物を観るときは前作までを観てから最新作を観にいくほうがいいですね。
伏線や、その作品特有のお約束が復習できてより作品が楽しめると思います。

ということでこの一週間で「ミッション:インポッシブル」シリーズ4作品を観なおしてみました!

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やっぱり「ミッション:インポッシブル」シリーズおもしろいですね〜
トム・クルーズもかっこいいですし、こういうスパイ物は男なら滾るものがありますね。

実は「ミッション:インポッシブル」シリーズは各シリーズごとに監督が違っていまして、シリーズごとの作風がガラッと変わっているのもおもしろいですよね。
今回はそんなところにも注目して視聴してみました。

簡単に作品の雰囲気や見どころなんかを、伝えていけたらと思います。

ミッション:インポッシブル


まずは1作品目です。もっと古いと思っていましたが1996年の映画なんですね。
「スパイ大作戦」の映画化ということもあって、雰囲気がそれ以降の作品と比べて「スパイ活動をやってます!」感が強いと思います。

これは監督である「ブライアン・デ・パルマ」のいいところが存分に出ていると思います。
カメラワークが見事ですよね。思いもよらないカットや転換が作品の雰囲気を高めてくれます。
OPがはじまるまでの雰囲気なんて今の「ミッション:インポッシブル」シリーズでは絶対観られないですよね。
皮肉が効いたジョークがありつつ、冷静沈着な雰囲気のプロフェッショナルな作戦会議シーンからのあのOPはテンションがあがります。

王道のサスペンス路線で、誰が裏切り者なのか、に向けてトム演じるイーサンが活躍していく様子は「007シリーズ」の雰囲気に近いと感じました。
しかしながらジェームズ・ボンドとは違って、本作のイーサン・ハントという男は妙に青臭いんですよね。女性に対してもプレイボーイ感がないし、2作品目以降のあのイーサンの印象が強かった分ギャップを感じました。
これもこの作品はあくまでもスパイサスペンス路線を全面に押し出していることが影響しているのかな。

今回のインポッシブルなミッションはCIA本部でNOCデータを盗み出すことですが、この緊迫感は最近の作品には出せませんよね。
王道ですが見どころはこのシーンにつきますね。
シリーズが進むにつれて、イーサンが無敵のスパイになっていき、ミッションクリアすることの予定調和をひしひしと感じるようになって、それはそれで良さがあるのですが、シリーズモノの1作品目はこういう緊迫感を一番感じることができるので大好きです。

ミッション:インポッシブル

個人的に惜しいと思う点は裏切り者はジョン・ヴォイトであることに、おそらくこの作品を観た多く人ががイーサンより早く気付いてしまうところかも。
かなりあからさまですよね。
「スパイ大作戦」を観ていたリアルタイムで映画を観に行った人は元リーダーで活躍していたジョン・ヴォイトがまさか裏切るなんて、と思ってしまうため、気がつきにくい展開だったのでしょうか。

CIAの特殊作戦部Impossible Mission Forceは暗殺・謀略など特殊工作に従事している。

ジム・フェルプス率いるIMFチームは、CIA工作官のリスト漏洩事件における解明作業のため、プラハで遂行したカウンターインテリジェンス(NOC)作戦中、イーサン・ハントを除くメンバー全員が次々と殺されてしまった。

生き残ったイーサンはCIAのキトリッジと会うが、この作戦はIMF内部にいると見られる密告者を探し出すのが目的だったと聞かされる。生き残ったイーサンに疑いがかかり、その疑惑を晴らすため、フェルプスの妻でもう一人の生き残りであるクレアと共にIMF内部の裏切者を探す。




ミッション:インポッシブル2


2作品目です。2000年製作でこの年の世界興行収入トップを収めるほど大ヒットしました。
この作品はなんといってもイーサン・ハントのプレイボーイ化の印象が強いです。前作からこの作品までの間に彼にはなにがあったのでしょうか笑
前作のスパイサスペンス路線から打って変わってのある意味でハリウッドらしい展開と構成です。

監督は「ジョン・ウー」です。「レッドクリフ」や「フェイス/オフ」なんかが有名ですね。
彼の作品にはお約束がありまして、「二丁拳銃」「戦闘中に飛ぶ白い鳩」「同時に拳銃を向け合う2人の人物」「連続したカット割りからのスローモーション」などなど・・・

この作品は本来のミッションをこえて、イーサンがナイアを救うことに重きをおいていますよね。
イーサンが侵入させたナイアを心配したり、嫉妬したりと、恋愛映画に近いです。

スパイなのに大々的な戦闘シーンがあったり、他のシリーズとは異色です。
戦闘シーンやカメラワークには1999年公開の「マトリックス」と似たような印象をうけますね。
この時代の流行だったのでしょうか。

今回の宙づりミッションは製薬会社に入ってウイルスを破壊することでした。
前作は慎重さをクローズアップするような演出でしたが、今回は侵入も派手なアクションシーンとしての演出がされていますね。
前作と比べて非常にスマートに侵入していきます。

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王道ハリウッド作品に仕上がってるからこそ、魅せるところ、見どころはキチッと決めてくるので観ていて飽きないです。
「ミッション:インポッシブル」シリーズで一番かっこいいOPパートはこの作品じゃないでしょうか。

イーサンが休暇中に崖を登って、頂上についたらサングラスでミッションが届けられる。

And next time you go on holiday let us know where.
(次回、休暇の時は行き先を我々に知らせておくように。)

This message will self-destruct in five seconds.
(なお、このメッセージは5秒後に自動的に消滅する。)

ミッションのメッセージからのイーサンの次のセリフがかっこよすぎます。

If I let you know where I'm going,then I won't be on holiday.
(もし行き先を知らせたら、休暇にならないだろ。)

これでOPが流れるのだから堪りませんね。

他にもYou're sorry and I'm sorry. のセリフの使われ方などツボにハマります。

感染すれば20時間で治癒不可能、死亡となるキメラウイルスが、輸送中に元IMFメンバーのショーン・アンブローズに強奪されてしまった。

これに対しIMF本部は、イーサン・ハントを中心にチームを組み、ショーンの元へ元恋人のナイアを送り込む。
潜入は成功したかに見えたが、やがて正体がばれた彼らはナイアを人質に捕られ、窮地に追い込まれる。




ミッション:インポッシブル3


この作品は正直いうと、つまらなかった記憶が先行していて、この3はしっかりストーリーも覚えてるし飛ばそうと思っていたのですが、ついでにもう一度観直してみました。
おそらく、初っ端のリンジー救出作戦が失敗に終わったり、デイヴィアン誘拐も失敗に終わったり、イーサンが後手々々に回る感じが当時は面白みに欠けると思ったのかもしれません。

しかしながら、観返してみるとけっこう面白く、また個人的なイーサンのイメージはこの3の印象が一番強かったのかなと思いました。
前作とまた打って変わってイーサンが結婚するというところからはじまります。
前作のプレイボーイ感はなくなって、いい夫感を醸し出しています。IMFでの立場も教官になっていますね。

今作は、今後のシリーズでも活躍するベンジーの初登場があったりチームの中での、IMFという組織の柵の中のイーサンに焦点が当てられているような気がします。
相棒といってもいいルーサーとのやりとりもいいですね。安心します。
IMFも1のときの昔ながらの秘密組織の雰囲気があるIMFと、今作の諜報機関の雰囲気のIMFでまた印象がガラリと変わっていますね。

監督は「J・J・エイブラムス」です。本作が初映画監督みたいですね。エイブラムスが製作した「エイリアス」の第1シーズンDVDボックスをトムにわたして売り込み、監督の座を獲得したそうです。

この作品から一気に現代っぽいというとおかしな言い回しですが、2000年代後半の映画という作風になりますね。
激しいアクションシーンもリアルさを追求して、カメラワークなども揺らすことによって臨場感が出ています。
この2000年代後半から一気に映画はCGの技術ではなく、カメラワークの技術が向上したことによる臨場感の追求がはじまった気がします。

また次作のゴースト・プロトコルもそうですが、ミッションに次ぐミッション、イーサンが複数のミッションを作品の中でこなすのもこの作品からでしょうか。
リンジー救出、デイヴィアン誘拐、ラビットフット強奪とそれぞれに見せ場があります。ミッションごとにがらりと場面を変えるのもいい点だと思います。

最初の工場のようなアジト、バチカン市国、そして上海のビルと対照的な場面を用いてるのもこの作品の見どころですね。
それでいて120分のなかでよくまとめていると思います。

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恒例となった宙づりシーンはバチカン市国で披露しましたね。

アクションシーンとしてはラビットフットを奪うために上海ビルへ突入するシーンが非常にかっこいいです。
作戦会議シーンではイーサンが、例によって屋上から侵入することを言い放ちますが、本当に屋上からが大好きですね。
2でショーンにイーサンの行動が読まれてしまうのもわかります。イーサンはワンパターンなお方でした。

そして派手なアクションシーンに目を奪われがちですが、しっかりとスパイの要素もいれているのもいいですね。
1のスパイサスペンス要素と2のアクション要素のいいとこ取りをしていると思います。

3はあまりおもしろくないとずっと思っていたのですが、とくにつまらなかった点がありませんね。
あえて言うならば3のOPパートは少し微妙だと思いますが...

つまらなかったというよりあまり印象に残らない作品だったのでしょうか。
たしかに3つのミッションを詰め込み、場面をコロコロ変えるので鑑賞しているときの高揚感はありますが、観終わったあとに特にあのシーンがよかった!という感想は抱きにくいかもしれませんね。

先ほども書きましたが、今作では夫感を醸し出すようになったイーサンが、今作の一番の見どころかもしれませんね。
1の未熟な、2のプレイボーイのイーサンとも違う、成熟した男となったイーサンが、愛する妻ジュリアのために形振り構わず、活躍するのは男臭くていいと思います。
最後のジュリアが捕まっている建物へダッシュするシーンなんて、それがよく表れていると思います。ものすごく速く走ります。

米国のスパイ組織IMFのエージェント、イーサン・ハントは、現場を退き教官としての仕事をしながら、本業を秘密にして婚約者のジュリアと幸せな生活を送っていた。

そんな彼の元に、かつての教え子である女性エージェント、リンジーが捕らえられたという知らせが届く。迷いながらも救出作戦に参加したイーサンは、仲間達とのチームワークを発揮しリンジー救出を果たす。しかし、ヘリに乗って逃げる途中、リンジーは頭に仕掛けられた爆弾の時限装置発動により死んでしまう。彼女は生前にメッセージを残しており、それによればIMF上官のブラッセルがブラックマーケットの商人であるオーウェン・デイヴィアンと結託して裏切り行為を働いているという。

イーサンと彼のチームは真相を究明するためデイヴィアンと対決する。




ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル


この作品は劇場に観にいきました。シリーズの中で一番好きです。
まずOPパートの、ハナウェイが女殺し屋のモローによって殺されるシーンという物語の基盤をしっかり描くのと、単純にかっこいいイーサンの脱獄シーンが描かれているのがいいですね。1の作戦会議という物語の基盤を描くOPパートと2の断崖絶壁を登るイーサンを描くOPパートのいいとこどりをしています。
そういえば導火線に火がついてからのシーンで、本編のカットがフラッシュバックで挿入されるのは1でもやっていましたね。

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レア・セドゥ演ずるモローがこれまた美しいです。

イーサンの脱獄シーンでは前作から登場したベンジーと、新しく加わったジェーンも活躍しますが、今作では3以上にチーププレイに焦点が当てられている気がします。
3ではチームのサポートを得てイーサンが活躍するという感じですが、今作ではイーサンもチームの一員として全員一丸となってチームプレイをします。

というのもクレムリン侵入でのミッションでイーサンたちに題名にもなっているゴースト・プロトコルが発令し、IMFの組織的援助がまったくうけられない状態になってしまい、頼れるのは先ほどのメンバーに分析官のウィリアムを加えた4人だけという状況になってしまうからですね。

その後この4人でミッションを遂行していくのですが、一人ひとりにうまくスポットが当たっていることや、モローに大切な人であったハナウェイを殺されたジェーンや、実はイーサンとその妻の保護任務をしていたウィリアム、お調子者のベンジーと、キャラクターのバランスがとれていることも今作の見どころだと思います。

ひとえにベンジーのおかげでチームの中のコミュニケーションがうまくいっていますね。クレムリン侵入のミッションで、つい無駄口が多くなってしまったり、フルマスクをつけることを喜んだり、この作品を盛り上げているのはベンジーといっても過言ではないです。

監督はアニメーション映画で有名な「ブラッド・バード」です。
プロデューサーに「J・J・エイブラムス」もいますが、3をもっとエンターテインメントに昇華できていると感じました。
すごく映画としての魅せどころを丁寧につくっているという印象です。

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今回のノン・スタントで決行した、ブルジュ・ハリーファの外をよじ登る場面は圧巻です。

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ちなみにトム・クルーズは最上階から梯子で尖塔まで登り、妻と娘の名前をサインして記念に残したらしいです。すごいです。

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宙づりシーンもしっかりあります。
また先ほども書きましたがイーサンがチームプレイを得てひとり活躍するのではなく、全員が活躍するのがいいです。このミッションでも4人全員が魅せどころを持っています。

この後のムンバイでのミッションも同様ですね。
最後の核ミサイルの起動を止めるシーンでは4人全員が活躍することで止めることができたことがよくわかるカメラワーク、カット割りになっています。
またここでのシーンはベンジーがすごくかっこいいので見どころですね。

このようなチームプレイに焦点を当てていた今作ですが、ラストシーンもそれを象徴するかのように、全員が集合して和気藹々と次のミッションに進んでいくシーンで終わります。
またウィリアムのイーサンの妻を守れなかったことが誤解というのには語弊がありますが、解消できたのもよかったです。
ジュリアも登場するしいいシーンですね。

そして最後にイーサンが次のミッションに進むところで終わります。この時のミッションの内容はどうやら次作であるローグ・ネイションのミッションのような気がしますね。

IMFエージェントのトレヴァー・ハナウェイはブダペスト(ハンガリー)で、「コバルト」というコードネームの人物に渡されるはずの秘密ファイルを奪う任務に就いていた。簡単な任務のはずだったが、同ファイルを狙う別組織が乱入したため追跡・銃撃戦となる。やがて、ハナウェイは女殺し屋のサビーヌ・モローによって殺され、ファイルも横取りされてしまう。

その後、ハナウェイのチームリーダーのジェーン・カーターと、新たに現場エージェントに昇格したベンジー・ダンが、イーサン・ハントと彼と親しい情報屋であるボグダンをモスクワの刑務所から脱出させる。新たなチームリーダーとなったイーサンはIMFの指令によってコバルトの正体を探るため、ダンとカーターを率いてクレムリンに侵入する。だが、IMFの周波数を使う別組織に先手を打たれて爆破テロに巻き込まれ、イーサンは気を失う。

病院で目覚めたイーサンは、ロシア諜報員のアナトリー・シディロフに爆破テロの首謀者だと決め付けられる。イーサンはその場から逃亡し、IMFに救助を求める。
イーサンを迎えに来たのは、何とIMF長官だった。長官によると、ロシア政府は爆破テロをアメリカ合衆国によるものであると信じ込んでいるという。しかも、合衆国大統領は関与を否定するために「ゴースト・プロトコル」を発動させていた。つまりIMFは解体され、イーサンのチームはテロリストとして追われる身となってしまったのである。




まとめ


シリーズすべてをおさらいしましたが、やっぱり「ミッション:インポッシブル」シリーズはおもしろいですね。
うまいことサスペンス要素が強くなってしまいがちなスパイ映画に派手なアクションシーンをいれることによってエンターテインメント化ができています。

それぞれのシリーズも雰囲気がガラリと変わっていましたね。

サスペンス
 ↑
・ミッション:インポッシブル
・ミッション:インポッシブル3
・ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル
・ミッション:インポッシブル2
 ↓
アクション


上にいくほどサスペンス要素が強く下にいくほどアクション要素が強いと思います。
作品ごとに特色、特徴が違うので好みの作品も違ってくると思います。

全シリーズに登場するのはイーサンを演じるトム・クルーズとルーサーを演じるヴィング・レイムスですが、AppleがスポンサーということもあってIMFで使っているApple製のラップトップが全シリーズに登場しています。シリーズを重ねるごとに製品が進化していきますが、こんな風にシリーズを通じての共通点やお決まりごとを探すのもシリーズモノの醍醐味ですよね。

ぜひローグ・ネイションを観る前に、観た後に、全シリーズおさらいするのはいかがでしょうか?
ちなみに同じくトム・クルーズが主演の映画「アウトロー」を観ておくと、さらにローグ・ネイションが楽しめます。

追記(2015/08/07)
ローグネイション観てきました!




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