【レビュー】世界最小、ハイレゾウォークマン「NW-A17」

この記事を読むのに必要な時間は約 10 分です。

「NW-ZX2」を使用して数ヶ月、毎日楽しく音楽を聴いています。
今回は、そんなウォークマンのエントリーモデルであるAシーリズ「NW-A17」を入手しましたので、レビューしていきたいと思います。

NW-A10_S

最上機種「NW-ZX2」に対してエントリーモデルである本機種は「世界最小・最軽量のハイレゾ対応オーディオプレーヤー」という触れ込みで発売されました。

エントリーモデルながら、microSDスロットや、アップサンプリング機能である「DSEE HX」などはありますし、この小ささはメリットですよね。
「NW-ZX2」との住み分けもうまくできていると思います。

DSDが再生できませんが、現時点ではほとんどデメリットとも言えませんよね。

それでは開封していきましょう。
購入したのは、64GBモデルの「NW-A17」シルバーモデルです。
35,000円ほどでした。
Amazonですともっと安いですね。

こちらのモデルは総称が「NW-A10」なのに32GBは「NW-A16」で64GBは「NW-A17」とややこしいです...



開封の儀


今回はさすがに箱も小さいです。

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中身はこのような感じです。
DAPを買って、イヤホンがついてきたのは久しぶりです。

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デザイン


表面です。スピン仕上げのアルミニウムで高級感がありますね。
色も他にもブラック、32GBですと、くわえて、ローズピンク、ブルーがありバリエーション豊かです。
ローズピンクがかっこいいと思います。

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裏面です。こちらはプラスティック製ですので、多少高級感が落ちますが、マットな感じがいいかもしれません。

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側面です。こちら側にボリュームボタン、ホールドスイッチ、microSDスロットがあります。

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底です。ドックとイヤホンジャックです。

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表面のスピン仕上げのアルミニウムはかっこいいですが、その他の面はプラスティック製の筐体なので「NW-ZX2」と比べますと、多少見劣りはしますね。
色のバリエーションが豊富なのはいいかもしれません。

携帯性


「世界最小・最軽量のハイレゾ対応オーディオプレーヤー」と銘打っているだけあって本当に軽いです。
66gという重さは驚異的ですよね。

手に持ってみました。
私の手は大きい方です。

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「NW-ZX2」と比べてもかなり小さいことがわかります。
胸ポケットにいれても収まりがいいです。

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傷防止のために、純正のケース「CKH-NWA10」を購入しましたので装着してみました。

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画面保護シールもついていたのですが、タッチ画面でないのでそちらは貼り付けませんでした。

表面は保護されないので裏面の様子です。
純正なだけあってフィット感がありますね。
ケースをつけた状態のほうがある程度の厚みがでて手にフィットしやすくなったかもしれません。

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ちなみにmicroSDスロットはケースをつけると開けられなくなります。
最初にmicroSDをいれてしまえば、あとはドックとケーブルをつないでmicroSDも管理できるので気にはならないと思います。
むしろ、microSDスロットが開かなくなるので精神衛生的にもいいかもしれません。

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拡張性


このウォークマンでは先ほどから書いていますが、microSDをいれることで容量を増やせます。
本体容量が64GBですので、最大容量の128GBをいれれば196GBになるということです。

今回は「サムスン EVO microSDXCカード 128GB」を購入しました。

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どこのメーカーのものでもいいと思いますが、「Class10 UHS-I対応」というモデルを購入することをオススメします。

128GBのmicroSDカードもだんだんと安くなっていますね。
私が購入した時は、Amazonで9,000円でした。

Amazonですと並行輸入品で、1万円を切っていますが、並行輸入品では心配という方は日本モデルを購入してください。



また「LDAC」という高音質でBluetooth接続ができるコーデックもあります。
こちらはなんと、990kbpsという驚異的のビットレートで再生ができます。
「LDAC」対応のヘッドホンやスピーカーで音楽を楽しむのもいいですね。

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今回、「SONY SRS X55」という「LDAC」対応スピーカーも購入しましたが、これがまたすごくいい製品です。

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もし音質に物足りなさを感じたら、ポータブルアンプを使ってもいいかもしれません。
「PHA-2」を使えば「ZX-2」より音がよくなります。
大きなポータブルアンプを接続しても本体が小さいのでコンパクトにまとまるももいいですね。





操作性


OSがAndroidでなく、独自OSですので、スマートフォンと使い勝手は違う印象を受けるので、最初は戸惑うかもしれませんが、とっても使い勝手がいいと思いました。
反応速度もいいと思います。

2枚組CDをdisk1、2と管理してしますと、トラック番号が優先されてしまい、順番が交互になってしまうのがOS面での操作性の不満です。
この問題は、「NW-ZX2」ではないので心配してなかったのですが、こちらの製品では起きてしまいました。
問題というより現時点の仕様だと思いますので、改善されることを願っています。

サポートセンターに要望は出しておきました。

タッチ画面でなく物理キーなのは個人的にはオーディオプレイヤーにおいては便利だと思います。
画面を見なくても曲送りや、再生、停止ができますしね。

バッテリ


スペック値ではノイズキャンセリングをオフにして50時間です。
体感的にはまったく切れる心配がありません。

Bluetoothを使っても23時間再生できるのは驚異的ですよね。

液晶を小さくして独自OSで余計な機能をオフにしているので実現できているのでしょう。

音質


肝心の音質についてです。
ハイレゾ音源の、Mr.Childrenの「未完」を聴いてみます。
96kHz/24bit WAVです。



「Fitear MH335DW」を使用しました。

冒頭のフィードバック奏法の広がりがしっかり表現されています。
ハイレゾ音源のCD用にリッピングされていない分離的な音の味付けのおかげでMP3音源のときより曲の隅々まで注目できます。
激しいロック調の曲ですが、勢いだけの音ではなく、綿密に設計された演奏であることがよくわかります。

また驚いたのは、思った以上に音圧がとれていることです。
このコンパクトさから音圧がとれにくいという勘違いをしていましたが、イヤホンならしっかりと鳴らしてくれます。

音場は「NW-ZX2」と比べますと狭いですが、中音域をしっかり聴かせるバランスになっています。
高音域がきらびやかな印象をうけました。
低音域もしっかりと鳴らしてくれています。

なんとなくウォークマンは低音域重視のドンシャリというイメージがあったのですが、どちらかというとフラット目で若干、カマボコな印象を受けました。
正統派に音がつくられているのは電源部の改善のおかげでしょうか。

電源用ケーブルを「NW-ZX1」でも使われていた低抵抗ケーブルとしていたり、安定した電源供給を可能にする厚膜銅箔プリント基板、さらにアンプのS-Master HXの電源にZX1と同様にPOSCAPというコンデンサを採用するなどの効果が如実に出ていると感じます。

またハイレゾ音源でない音源でもアップサンプリング機能である、「DSEE HX」をオンにすることで、深みのあるサウンドが楽しめます。
私はこの機能だけオンにしています。

「ClearAudio」までオンにしてしまうとかなり味付けされたサウンドに聴こえてしまいますが、濃厚な音が好きな方は試してみるといいかもしれません。

まとめ


エントリーモデルであるAシーリズの「NW-A17」はハイレゾ音源を聴いてみたいと思った人が気軽に試せるには価格も安い方ですし、いいオーディオプレイヤーだと思います。
内臓メモリ64GBにあわせて、microSDを追加することで最大196GBになるのはかなりの魅力です。

実は父がオーディオプレイヤーが欲しいということで今回購入しました。
「iPod touch」と悩みましたが、物理キーゆえの丈夫さや、ストレージが増やせることにメリットを感じこちらを選択しました。

もともとiPodユーザーだったのですが、iPod classicが廃盤になったこともあり、ウォークマンに鞍替えしましたが、若干のOSの違和感にさえ慣れればiTunesから音源も入れるのも簡単ですし、気に入っています。

ちなみにおもしろい機能で「カラオケモード」というのが搭載されていて、この機能をオンにすると、ボーカルがほとんど聴こえなくなってカラオケ音源になります。
スピーカーにつないでこの機能を使うと楽しいですね。

ハイレゾ音源対応というだけでなくこのコンパクトさはかなりいいと思いますので、オーディオプレイヤーをお探しの方はオススメできます。
容量も32GBを選べばカラーバリエーションもありますし、お安いです。

エントリーモデルじゃなくてハイエンドモデルを使ってみたいという方は「NW-ZX2」がオススメです。
こちらを私はメインで使っていますので、よかったらレビューをのぞいてみてください。











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