【レビュー】272GBの大容量も可能!ハイレゾが聴けるコンパクトなウォークマン「NW-A35」

この記事を読むのに必要な時間は約 17 分です。

長いこと音楽は「iPod classic」にお世話になっていた私。
音楽はまあ聞ければいいやくらいに思っていたのですが、友人が最近SONYのウォークマン「NW-WM1Z」を使用しており、視聴させてもらってその音質の良さに感動してしまいました。

特にハイレゾ音源の音の良さは飛び抜けていて、側で歌っているんじゃないかと思ってしまうほど。
「iPod classic」ではハイレゾ音源を聴くことができないので、今まで音源を入手する機会があっても聴くことができないでいました。
そして悩んだ結果、「iPod classic」の接続の調子が悪くなっていたこともあり、ついに長年の愛用機を手放しSONYのウォークマンを購入することを決めました!

「NW-WM1Z」はそれはそれは魅力的ですが、さすがに高額すぎて手が出せないので、比較的手を出しやすい値段で、またハイレゾ音源も聴くことができる「NW-A35」に決定。
色はビリジアンブルーにしました。青が好きなのです!

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容量は16GBで、ヘッドフォンは無しのモデルです。
後ほど書きますが、すでにお気に入りのイヤホンがある方はこのモデルがオススメです。
非公式ながらも256GBのmicroSDを認識しますので、お金に余裕があれば272GBのプレイヤー、200GBならmicroSDなら「NW-A35」と合わせても3万円ちょっとで216GBのプレイヤーに大変身です。

では早速レビューに移りたいと思います。

パッケージ


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白い背景に黒字でSONYの文字が。
メーカーの名前と容量が記入されています。シンプルでわかりやすいですね。

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裏はもっとシンプル!
SONYのロゴが入っているのみです。
書くことはない、いいから聴け、ということでしょうか。

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蓋を開きます!
「NW-A35」のお目見えです!
しっかり箱の中に埋め込まれているので店頭で購入した際の持ち帰りも安心ですね。

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箱に入っているものを取り出してみました。

・NW-A35
・USBケーブル
・取扱説明書
・WM-PORTキャップ

その他書類が同封されていました。内容物はシンプルですね。
WM-PORTキャップはスペアとしてで、すでに本体にも付いていました。

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ビリジアンブルーです。いい色ですね〜美しい・・・
大きさとしては手のひらに収まるくらいなので持ちやすく、操作もしやすいです。

デザイン


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正面から。
すっきりとしたデザインで、タッチパネル以外は何もありません。
タッチパネルの画面は大きく、操作がしやすいです。

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裏はこんな感じにウォークマンのロゴが入っています。
きちんと本体のカラーに合わせた色でロゴが印刷されているので、よりまとまりのあるデザインに仕上がっています。

NFCマークもありますね。ヘッドフォンにタッチするだけで、接続する優れものです。

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側面にはmicroSDの挿入部分があります。

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こちらは蓋を引っ張ると中のmicroSDが出てくる仕様になっています。Androidなどと一緒ですね。
蓋と本体を繋ぐ白い接続部分は結構しっかりしていますが、あんまり雑に引っ張っていると千切れてしまいそうなので丁寧に扱おうと思います。

そもそも「NW-A35」をPCと接続すれば、microSD内にもアクセスできるので、一度入れたらもう開くことはないのかもしれません。

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反対側にはサイドボタンがずらり。
電源ボタン音量調節曲順設定HOLDボタンがついています。
これを見ると音楽再生に特化した商品なんだなあとしみじみ感じますね。

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上部には何もなくシンプルになっています。
「iPod classic」は上部にイヤホンジャックとHOLDボタンがあるので、何もないのは新鮮に感じますね。

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「NW-A35」は本体下部にイヤホンジャック、充電端子があります。
そして右端にはストラップをつけられるようになっています。これも「iPod classic」にはなかったので新鮮です。
こちらは本体に付属していたカバーを充電端子に装着した状態です。

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カバーを外すとこんな感じです。
このカバーはホコリの侵入防止としては便利ですが、本体と繋がっているわけではないので、そのうち何かの拍子になくしてしまいそうですね・・・

iPod classicとNW-A35の比較


以前愛用していた「iPod classic」と大きさなど比較してみましょう。

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横に並べるてみると、やはり「NW-A35」のほうがよりスリムなデザインになっているのがわかります。
「iPod classic」のサイズが、61.8mm x 103.5 mm x 10.5mm なのに対してNW-A35は、55.9mm x 97.5mm x 10.9mm なので、やはり「NW-A35」のほうがよりコンパクトに作られています。

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奥行きは若干「NW-A35」の方が厚みがありますが、たいした差ではないですね。
重さも「iPod classic」が140gなのに対してNW-A35は98gとかなり差があります。
手に持ってみるとよりその差がはっきり伝わります。「NW-A35」は驚くほど軽い!

スペック


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NW-A35
価格¥23,630
(実売価格)
S-Master HX対応
S-Master HX
DCフェーズ
リニアライザー
対応
DSD再生
(PCM変換)
対応
DSD再生
(ネイティブ)
非対応
DSEE-HX対応
サンプリング周波数最大192kHz
量子化ビット数最大32bit
ヘッドフォン出力レベル35mW+35mW(16Ω)
BluetoothVer 4.2
Bluetooth対応プロファイルA2DP
AVRCP
Bluetooth対応コーデックSBC
LDAC
内蔵メモリ容量16GB
バッテリー駆動時間45時間(MP3再生時)
30時間(ハイレゾ再生時)
ディスプレイ3.1インチ
ディスプレイ解像度899 x 480
画面タッチ対応
サイズ55.9mm x 97.5mm x 10.9mm
重量98g


この小さなボディでハイレゾ音源、さらにはDSD音源が再生できるだなんてすごいですね。
強化したフルデジタルアンプ「S-Master HX」を搭載し、圧縮音源をハイレゾ相当の高解像度音源にアップスケーリングする「DSEE HX」も搭載しています。

また、「デジタルノイズキャンセリング機能」を内蔵しているので、ハイレゾ対応のノイズキャンセリングヘッドホン付属モデルを使用すれば、ノイズキャンセリングで音楽を楽しむことができます。これはどのイヤホンでも使えるというわけではなく、SONYの対応したイヤホンを購入する必要があります。A30シリーズのヘッドフォン付きモデルのイヤホンは対応しています。

他にもラジオが聴けたり、録音ができたりと痒いところにも手が届くスペックですね。

少しスペックを詳しく説明していきます。

高音質を実現する本体設計


A30

まず本体フレームにアルミダイキャストを使用し、安定した音質を実現しています。
アルミダイキャストフレームは、高い剛性を確保し、電気的なノイズに強く安定した音質になります。

A30

込み入った話にはなりますが、サンプリング周波数に合わせて2個のクロックを切り替えています。44.1kHz系と48kHz系のデュアルクロック搭載によって、44.1/88.2/176.4kHz(CD/DSD系)、48/96/192kHzのいずれの信号にも完全に同期します。

その他、フルデジタルアンプ「S-Master HX」の電源部に、パナソニック開発の「POSCAP」を5基搭載し、低音から高音まで安定して良質な電力を供給を実現したり、「高純度無鉛高音質はんだ」を採用し、金属結晶の品質を高めています。

まさに音楽を聴くために造られたガジェットですね。
スマートフォンより音がいいのは当たり前です。

ソフトウェアにも高音質を実現するための設計


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高音域再生におけるノイズ除去性能を高めたフルデジタルアンプ「S-Master HX」をさらに強化しています。
前機種A20シリーズの10mW+10mW(16Ω)に比べて、A30シリーズはヘッドホン出力(実用最大出力)を35mW+35mW(16Ω)と、従来機の約3.5倍ににパワーアップしています。
ヘッドフォン駆動に余裕があるので、小音量から大音量までディテールを維持した高音質を実現しています。

A30

またハイレゾ音源は持っていないという方でも、圧縮音源をハイレゾ相当の高解像度音源にアップスケーリングする「DSEE HX」も搭載されています。

256GBのmicroSDも非公式ながら認識




冒頭でも触れましたが、「NW-Aシリーズ」ではmicroSDカードを認識し、ストレージを増やせます。
容量の大きなハイレゾ音源をたくさん入れても安心ですね。

公式では、128GBまでの対応をうたっていますが、256GBのカードも認識しました。
これで272GBのプレイヤーに大変身です。ただし、実際に使える容量はそれ以下ですが、それは天使の取り分ということで(笑)



256GBのmicroSDはまだ価格が2万円弱と高価ですが、200GBのmicroSDなら1万円弱ですので、コストパフォーマンスとしてはこちらをオススメします。

携帯性


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軽くて小さくて、持ち運びの良さはピカイチです。ポケットにも入れられます。
よく手に持っているものを何の前触れもなく落とす癖があるので(笑)、SONYが発売している「NW-A30シリーズ専用ソフトケース CKS-NWA30」を購入して取り付けました。

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手帳型で、磁石がついてるので開閉も楽に出来ます。
ただ側面の電源ボタンを押さないと画面がつかないのは不便ですね。手帳を開いたら画面がつく仕様にしたらいいのになあと思いました。

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購入したケースとフィルムのパッケージです。SONYが出している純正のケースなので安心です。
また、画面に傷をつけたくなかったのでガラスフィルムも貼りました。





操作性


では実際に本体を触ってみましょう!

NW-A35

もちろんタッチパネルでの操作も可能ですが、このサイドボタンでの操作が便利です。
電源をいちいちつけて操作するのは面倒ですし、移動中に画面を見るのは危ないですからね。
サイドボタンでは音量調節と曲を戻したり進めたり、早送り巻き戻しなんて機能もあります。
HOLDボタンも同じ部分にあるので一瞬で画面のロックが可能です。

NW-A35

タッチパネルでの操作は単純で、上下左右に指をスワイプすることで各種設定やプレイリストを見ることができます。

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背景は黒く、アイコンは本体と同じカラーリングで合わせてありなかなかオシャレ。

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操作は、やっぱりちょっとカクカクするのが気になりますね。
気持ち初動が遅いのでフリーズしちゃったかな、と少し心配になりますが慣れてしまえば気になりませんね。
これはウォークマンで、スマートフォンとは違うものなんだと思えば、さして気になることはありません。

バッテリー


音楽再生は約45時間、ハイレゾ音源の再生も30時間は可能という驚異の持ちの良さ。
1週間は充電しなくても済みそうです。

音質


さて肝心の音質ですが、リスニング環境は、「NW-A35」に「UE 10Pro」を接続して音源を聴いてみました。
まずは今回はゆずの「雨のち晴レルヤ」を聴いてみました。
こちらはALAC 41.1kHz/16bitです。CD音源ですね。

とてもクリアでより音を近くに感じます。
湿度の少ないパリッとした音で、一つ一つの音や声に張りがあります。
「iPod classic」はなんとなく遠いところで音がなっているような感じでしたが、「NW-A35」は耳元で歌っているような密着感があります。

また「iPod classic」は低音が強く響く音質で個人的にはそこが気に入っていたのですが、「NW-A35」は高音域の伸びがとても良くて、気持ちがいいですね。
ボーカルのハイトーンが心地よいです。

ヘッドホン出力(実用最大出力)が35mW+35mW(16Ω)と今までのウォークマンの約3.5倍にパワーアップしていることも、よりクリアで細かな音の再生を可能にしているんですね。
「UE 10Pro」のポテンシャルを感じました。

次にハイレゾ音源を聴いてみました。曲は宇多田ヒカルの「花束を君に」です。
形式はALAC 96kHz/24bitですね。

いやあ、言うことないですね。
最高です。

大げさですが、「iPod classic」で聴いていたのは違う曲だったのかもしれないと思ってしまうほど。
細かい音も拾っていて、今まで聞けなかった音や息遣いが聞こえてきました・・・ハイレゾすごい。

フルデジタルアンプ「S-Master HX」が搭載されていることで、よりハイレゾ音源のクオリティーを引き出しています。
今回は「クリアオーディオプラス」による高音質化、「DSEE HX」によるハイレゾ相当へのアップスケーリングなどもオフにして、ほぼ「NW-A35」から素直な音を出しましたが、味付けのない素直な音でいいと思います。
ヘッドフォン、イヤフォンによっては、設定を変更したほうがいいのかもしれません。

Bluetoothのワイヤレス音楽再生でもハイレゾ相当で楽しめる「LDAC」なら、990kbpsで音源を伝送できるので、Bluetoothヘッドフォンにも欲しくなっちゃいますね。

まとめ


さすがSONY。長年音楽機器を手がけてきただけありますね。
音楽再生に特化しており、シンプルなデザインながらも高い性能を搭載しているのはまさに日本人好みの商品と言えますね。
コンパクトかつ軽いので持ち運びが便利なのも、普段から音楽を聴いている身としてはありがたいです。

値段も一番小さい16GBのモデルは23,630円と手が出しやすい範囲かなあと思います。
もし悩んでいる方がいたらこれは買う価値ありですよ!
これを機にハイレゾにゾクゾクしましょう!


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