【コラム】夏といえば、蝉の話。

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今週一週間は台風8号で連日大騒ぎでしたね。
関東直撃予定の金曜日、東京は気持ちがよいほど爽やかな青空でした。
突発的な雨や夕立はあれど、雨が降りしきる一日が今年は少ないような…?

関東の梅雨明けはまだまだですが、昨日今日とで蝉の鳴き声が!
今はまだいっぴきいっぴきの独唱状態ですが、あっという間に蝉時雨に包まれるんでしょうね。
今回は蝉を中心としたお話でもしてみましょうか。
蝉が苦手な方はごめんなさい…!



夏は兵庫県の祖父母の家で過ごすのが定番で、毎朝クマゼミの大合唱で目が覚めます。

アブラゼミよりも重厚なあの鳴き声は合唱というよりも喧騒に近いですね。

よく「蝉の寿命は七日間」と言われていますが、人に飼育されることで衰弱してしまうからで、
野生で生きる蝉の成虫は一ヶ月生きるという意見もあるそうです。
私自身蝉を飼ったことはないのですが、道端にじぃ…っと佇む光景を目にします。
そのまま通り過ぎようとした途端に「ジジジッ!」と
存在を主張してくるのはなんなのでしょうか…。
夏場である臭いには妙に神経を尖らせて歩いてしまいます(笑)

今日、蝉は夏の象徴となっていますが、
昔の人は蝉を無常の象徴として命の儚さを見出していました。
幼虫として長年地中にいたにもかかわらず、
成虫として地上に出れば一夏の間に果てる姿が無常観を連想させたのでしょうか。
たしかに夏の日中に絶えず響く蝉の合唱が
晩夏になって聞こえないことに気が付くと少し寂しくなってしまいます。
夕方頃に聞こえるヒグラシの鳴き声に、無性に切なさを感じる人も多いのではないでしょうか。

また古代中国では蝉が脱皮を行い飛び立つ姿から復活の象徴とし、
死者儀礼として再生や肉体の腐敗防止、あの世での生活に不自由がないようにと
蝉を象った玉「唅蝉(かんぜん)」を副葬品として携える習慣がありました。
実物を目にしたことはありませんが、デフォルメされていてとても可愛らしいです。

なんだか少しオカルトチックになってしまいましたが(笑)、
蝉をモチーフとした作品は他に沢山あるので調べてみるのも楽しいかと思います!

ではでは今日はこの辺りで、失礼致します。


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