【レビュー】Ultimate Ears UE18Pro

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

※この記事は個人の主観に基づくものですので、優しい気持ちで見てください。

普段から音楽はもっぱら聴き専なので、どうせならいい音で聴きたい!ということで、イヤホンはUE 18Proをリシェルして使っています。
なんだこれ?と思う方もいると思いますがイヤホンなんですこれ。

UE18Pro

UE18Pro

Ultimate Ears UE18Pro
入力感度:115 db @ 1KHz
効率 : 115.6db@1mw
周波数特性:5Hz~22kHz
インピーダンス:22.5 ohms @ 1KHz
ドライバー構成(片側):4way,6driver,
遮音性:-26db
入力端子:3.5mm ステレオミニコネクター


さて、自分が18Proを購入したのは3年ほど前でしょうか。
新品では1,350ドル(!)といったところなのですが、中古で4.5万と非常に安く手に入ったので、そのままでは使えないので早速リシェルすることに。

リシェルとは自分の耳の型をシリコンで取ってそれに合わせてイヤホンを作ってくれるという、いわばイヤホンのオーダーメイドなわけですね。
これでもうイヤーチップ(イヤホンのゴム)が合わない・・・なんて問題から解放されちゃいます。

リシェルは1964 EARSというアメリカのメーカーでお願いしました。
1964 EARSではRemoldingという名称でした。

こちらも3万程度とそこそこなお値段ですがそれを合わせても新品を買うよりはぜんぜん安かったです。
耳型取るのも合わせて合計8万くらいですね。耳型は数十分で取れちゃいます。
費用は5,000円くらいでです。

・・・余談ですが、耳の型を取るのは耳に紐の付いたスポンジを入れてからさらにシリコンを注入していくのですが、シリコンが固まって型を取り出した後に専門家の方がまじまじとそれを見ながら、「ここ(外耳の部分)がまっすぐなのはおかしい…」とかいって型を取り直したところ、全く同じ結果になり、どうやらそもそも耳の形がおかしいということがわかりました汗

リシェルの注文の際にシェルのデザインをオプションで選ぶことができます(有料のものもあります)。シェルの色、フェイスプレート(耳につけた時見える面)の柄、あとイニシャルの色も入れられます。
イニシャルは左右どちらのイヤホンかすぐに見分けるのに色を左右で変えました。
シェルは特にこだわりがなかったので、中がよく見えそうな透明にしました。

UEのケーブルをそのまま使いたかったのでコネクタも移植してもらいました。

先ほど確認していたら、環境音を取り込むための穴を開けることもできるようです。あまりやる人はいないと思いますがこういう選択肢が増えるのはいいですね。
なおこのリシェルのサービスを代行してくれる業者も居ますが、やはり手数料が結構かかるのでむむむと考えてしまいますね。

※ちなみに1964 EARSでのリシェルサービスは終了してしまいました。残念です。

注文、発送してから2、3週間程度で帰ってきます。
そうして帰ってきたのがこちら。

Evernote Camera Roll 20150514 004043

Evernote Camera Roll 20150514 004043

中のドライバを見るとUE11 と書いてありますね、11Proと同じドライバーを使っています。
シェルに気泡もなくキレイに仕上がっています。
1964 EARSはシェルがキレイなことでも有名です。

シェルのキレイさと打って変わって、届いたときに、箱が粉まみれで、アメリカ企業は箱の構造とか考えずに、縛ってぶち込むんだなあと思いました笑
このUEのケースも埃とか汚れがほとんどついていませんでしたが帰ってきた頃には粉だらけでした、この辺がアメリカンなんでしょうね。

装着感・使用感


耳に当ててみた感触は顎を開け閉めしても外れたりズレることもなく、かといってきつくもなくちょうどよかったです。
耳型が変形しないよう、型を取ったその日に発送したのが良かったのでしょうかね。
ちなみに耳型をとったときは割り箸を一本噛んで採りました。

普通のイヤホンと違い自分の耳の形にフィットするので、何時間と連続で音楽を聴き続けても耳が痛くなったり疲れたりしないのがいいですね。
さらに、よくある断線ともほぼ無縁になったのは非常に嬉しいです。
もし断線してもケーブルを交換するだけで済むのでまるまる交換などといったことが必要なくなります。
もっとも寝る時にでもつかわない限り滅多に切れることはないと思いますが。

音質


音質については、中域から低域寄りかなと思います。高音がキンキンしたりしないのでいわゆる刺さるってことはあまりないと思います。
低音もシャキシャキと言うよりは丸みがある感じですがクリアで解像度高いなといった感じです。全体的に明瞭でまさにモニタリングイヤホンって感じですね。
これからハイレゾ音源増えてくると思うのでより精緻な音で聴けるようになると思います。
音の広がりは横に広い感じですかね。

ボーカルがわりと突出して聞きやすい気がします。解像度が高いのでどの楽器でも意識すれば簡単に追えますね。ベースもぼんぼんきこえます。
ギターも歪んでても結構聞き取れますね。ボーカルとかぶっていると、わかりにくい時がありますが耳の性能の問題でしょう。

以前使っていた、10Proと比較して聞いてみたところ、10Proはベースがゴリゴリ前に出てくるほか、18proよりもさらにボーカルが前面に出ていて音圧があります。

Ultimate Ears Triple.fi 10 PRO
Ultimate Ears (2007-09-28)
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比較にはクラムボンのyetという曲を聴いてみました。



10proで聴いてみます。
最初はピアノとボーカルの静かな入りなんですがベースが始まった途端、ベース強い!って笑っちゃいました。
これはこれで面白いですけど、やはり18proの方が中〜高音域がききやすいですね。
ピアノやストリングスなんかも18proの方がよく聞こえます。
10Proは18Proに比べ臨場感があると思いますので、好みにもよるかなと思いますが解像度は18Proが抜群ですね。

聞き分けようと思って聞いているとこんな感じの感想になりますが、一歩引いてみると味付けが薄いですかね、フラットです。
ですがやはり音質的には今持ってるイヤホンの中では、最高品質だということだけはわかります(笑)

ちなみに環境はZX2に直差しです。ClearAudioという機能を使った上で試しています。





また、自分の耳に合わせて作られているので当たり前ですが遮音性はかなり高いです。
イヤーキャップを使用していないのでカナル型のように耳が痒くなるってこともありません。
なので電車とかで聴いていても周りに音漏れが聴こえにくいと思います。

実際に屋内でシャカシャカ音が聴こえるか試してみましたが、プライベートエリア外には聞こえないことも確認できました。
まして外で使ったら環境音にかき消されてしまう程度なので全く気にならないと思います。
使い始めた時はカスタムIEM外で使うの恥ずかしいな〜なんて思ってましたが、いつしかそんなこと全く思わなくなりましたね。
慣れって怖いですね。

ちなみに持ち運びに関しては、こんなイヤホンケースがオーディオテクニカから出ていたので買ってみました。
ピッタリ入るのでオススメです。

Evernote Camera Roll 20150514 012729

Evernote Camera Roll 20150514 012709

イヤホン同士が当たるのが気になるようであれば、間にメガネ拭きのような布を滑り込ませるといいと思います。



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