夏真っ盛りの季節になってきました。
ゴールデンウィークは過ぎてしまいましたが、これからちょこちょこ年末に向けて3連休がありますよね。
3連休、全部を旅行に使うと疲れてしまって、次の日の仕事が辛い・・・なら1泊2日でのんびり旅行に行って、3日目はゆっくり家で過ごすのはどうでしょうか?
疲れを癒すなら、温泉とおいしいご飯!
・・・ということで、首都圏から自動車で行く1日2日の草津・軽井沢旅行です。
草津も軽井沢も数年ぶり。
今回はちょうど、6月から「草津白根山」の「湯釜」が解禁したこともあって、久々に見学してきました。あの光景は非日常感があって素敵ですよ。
草地・軽井沢は電車やバスでも行けるのですが、観光地と観光地がとても離れていたり、草津温泉までのアクセスがバスを使わないといけないこともあって、マイカーやレンタカーで行くことをオススメします。レンタカーの場合も4人以上なら電車やバスよりもお得です。
それでは旅行記に行きましょう。
今回は土曜日の朝に出て日曜日の夜に帰ってきています。
Index
首都圏よりレンタカーで出発!(8:00)
今回は5人で旅行をしました。マイカーはないのでレンタカーで出発です。
首都圏と書いたのは、横浜駅からまず出発したからです。横浜駅に7:00にレンタカーを借りて、東京駅まで向かって、全員集合してから出発です。
もう少し早く出る方が渋滞回避になりますが、のんびりするだけなら8:00出発で大丈夫です。
今回は関越自動車道を使って、渋川伊香保IC経由、吾妻川沿いにのびる国道を走っていきます。この国道はくねくねしているので自動車初心者は慎重に走りましょう。
草津温泉へ行くルートはもう一つあります。
関越自動車道から上信越自動車道に入って、碓氷軽井沢ICで下りたら、軽井沢経由で、浅間山麓の高原地帯を越えるルートです。こちらは道幅も広いですが、渋滞する可能性も高いです。
1日目は草津温泉でゆっくりしたかったので、渋川伊香保IC経由で行きました。
1日目に軽井沢を観光したければ、碓氷軽井沢IC経由で行くことをオススメします。
私たちは帰りは碓氷軽井沢IC経由で帰りました。
微妙に渋滞していましたが、ストレスが溜まるほどではありません。
道中も楽しみましょう。私たちは途中の「高坂SA」で休憩しました。
トイレ休憩はこまめにとることをオススメします。
渋川伊香保ICを11:00くらいに通過して、お腹が空いてきたので、お蕎麦屋さんをサーチです。
ちらっと吾妻川が見えますね。
あずま家(12:00)
検索していると、美味しそうなお蕎麦やさん発見。
「あずま家」というお店です。箱島の名水と地粉の手打ちそばです。
そばって値段がピンからキリまでありますが、こちらは庶民派です。
天ざるが1,000円弱で食べることができます。
しっかりそばの香りを感じることのできる、美味しいそばでした。
そばは乱切りな感じで、まさに田舎そばですね。高級そばが食べたい人には向いていませんが、旅のそばではぴったりです!
天ぷらも揚げたてでとっても美味しいです。これが1,000円弱だなんて驚きです
のんびり落ち着ける店内もとってもよかったです。
ちなみにトイレが驚くほどキレイ!
さて腹ごしらえも済んだので、草津温泉へ向かいましょう!
「あずま家」から1時間くらいですね。
草津温泉(14:30)
さて、「草津温泉」に到着です!
予定よりちょっと遅くなりましたが、いい時間につけました。1日目はあとはのんびり温泉とふらつくだけと決めていたので、これからリラックスタイムです。
今回は「㐂びの宿 高松」というホテルにお世話になります。
チェックイン前にも自動車と荷物を預けられるので助かりますね。
荷物を預けて観光です。
湯畑(15:00)
今回は宿の温泉だけでなく、私一押しの「西の河原露天風呂」に行こうと思っていましたので、のんびり観光しながら向かいます。
まずはやはり「湯畑」ですね
温泉郷という感じがしていいですね。
硫黄の香りがしますね。
そこまできつい香りではないので、硫黄の匂いが苦手な方でも大丈夫だと思います。
箱根の大涌谷のほうがすごい匂いがします。
湯畑は温泉の源泉を地表や木製の樋に掛け流し、温泉の成分である湯の花の採取や湯温を調節するためにあります。このおかげで源泉そのままのお湯を楽しめるわけですね。
意外と標高が高いんですよ。
おそらく国道沿いを自動車で上がってくると、気圧差で頭が痛くなる方もいますので、宿についていきなり温泉ではなく、少し歩いて身体を慣らしてから入ることをオススメします。
「ロマンティッシュ シュトラーセ」ってなんだろうと思って調べてみると、ロマンチック街道という意味なのですが、いわゆる「ローマの道」という意味なんですよね。
小諸・軽井沢・草津・日光の高原を結ぶルートを、西ドイツのビュルツブルグ・ローテンブルグ・ヒュッセンを結ぶ「ロマンティッシェ シュトラーセ」に由来して命名したそうです。
西の河原露天風呂(15:30)
さて、「西の河原露天風呂」へ向かいましょう。
ここは洗い場もなく、本当に温泉だけがあるという感じなのですが、500平方メートルという日本有数の面積を誇る露天風呂が最高です。
またpH1.5という日本で3指に入る、強酸性温泉です。
源泉は万代源泉です。草津温泉の中でもマグマに近い高温の源泉で、その湧出温度は約95度ととても高く、殺菌・抗炎症作用に優れているそうです。
強酸性ときくと、恐ろしいイメージがありますが、肌がとってもトゥルトゥルになりますので、女性にオススメです。
効能は神経痛、関節痛、うちみ、やけど、慢性消化器病、病後回復期、美肌、慢性婦人病などです。
「西の河原公園」を10分ほどのんびり進んで行くと温泉に到着です。
「危険 群馬」
温泉が川のように垂れ流されています。
このコケというか藻はこの温泉にしか生えないと、以前受付のおばちゃんに教えてもらいましたが、真偽は不明・・・
温泉の入り口です。
もう一度言いますが、洗い場がないので、あとで宿で温泉に入りなおすことが前提です。
ドライヤーもないので、髪が長い方は注意してくださいね。
ロッカーなどはあります。
温泉の中の様子です。
とっても開放度があります。また奥のほうからお湯が出てるので、自分の好きな温度のところがどこかにあるのもいいですよね。
30分くらい入っていました。
強酸性なので、長時間入るのは自分の身体と相談しながらにしてくださいね。
しっかり芯から温まりました。
頼朝(16:30)
身体がポカポカしますので、なにか飲み物を飲みたいなと考えていたところ、「大人の甘酒」とやらを発見!夏は冷やしです。
純米大吟醸の酒粕を使っているそうです。
とっても冷えていて美味しかったです。
しっかりと漉されていたので、喉越しもすっきりしていました。
隠し味の塩麹が効いていて、甘さ控えめでまさに大人の味。
㐂びの宿 高松(17:00)
さて、観光も済んだので、宿へ戻ってきました。
「㐂びの宿 高松」です。宿泊費は夕食、朝食込みで2万円弱です。
草津温泉 喜びの宿 高松
部屋もとっても広くていい宿でしたよ。
温泉ももちろん広いです。
もう一度温泉に入って、まったりしていると、お待ちかねの夕食です。
とっても豪華!
上州牛のすき焼き、陶板焼き、しゃぶしゃぶからメイン選ぶことができます。
迷いますね。私は食べたことがなかった、陶板焼きにしました。
陶板焼き大正解。
お肉がとろけます。口に入れた瞬間溶けました。
美味です。
また、しゃぶしゃぶも豚ですが、ついてきます。
こっちも美味しかったですよ。
すき焼きをメインに選んだ友人は、白身魚の陶板焼きがついてきました。
他にもお刺身や、名産のこんにゃく、などなど美味しい料理がたくさんです。
至れり尽くせりですね。満腹になりました。
満腹になった後は食休みということで、夜のライトアップされた「湯畑」を見学してきました。
夜のライトアップされた「湯畑」も素敵ですね。
昼間よりも人も多かった気がします。
「西の河原露天風呂」の帰りに気なった、みたらしソフトを食べようと思っていたのですが、もうお店がしまっていました・・・残念。
次回食べに行きたいですね。
宿に戻って23:00くらいに寝てしまいました。爆睡です。
朝食は写真を撮り忘れてしまったのですが、和食中心のバイキングです。
こちらもとっても美味しかったですよ。
草津白根山(10:00)
2日目はまず「草津白根山」です。
「草津白根山」は白根山、逢ノ峰、本白根山などを中心として、北は山田峠の円頂丘、横手山、南は米無山、東は芳ヶ平、青葉山、西は万座山などを含む、広大な火山です。
最盛期を過ぎて老年期に入った火山である。その特徴はガスの噴出による爆発なので、立ち入り規制が起きるわですね。
やはり有名なのは、「湯釜」ですよね。
山頂にある火口湖で、直径300m、水深30m。月面のような白い岩肌の火口壁にエメラルドグリーンの湖水を眺めることができます。
pHが1.0前後であり、世界でも有数の酸性度が高い湖と言われています。
なぜエメラルドグリーンなのかは、水に溶け込んでいる鉄イオンや硫黄などの影響で特定の波長の光が吸収されてこのように見えると考えられています。
「湯釜」までは駐車場から、整備された山道を15分ほど歩くと到着します。
運動靴と気温が涼しいので、羽織るものを着用して登ってくださいね。
景色もとってもいいですよ。
駐車場近くには、湿原もありますので、そちらも歩いてきました。
とても神秘的な場所でしたよ。「湯釜」と合わせて非現実感を味わえます。
2時間くらい滞在していました。
お腹が空いていたので、軽井沢に向かいつつ、これまた私のオススメのステーキハウス「木馬亭」へ。
軽井沢まで浅間山麓の高原地帯を抜けるルートを行きます。
1日目は草津温泉、2日目は軽井沢というのが観光としてもオススメですね。
木馬亭(12:30)
「浅間牧場」のすぐ隣にある「木馬亭」です。
「浅間牧場」に行く前に寄るのもいいかもしれません。
ステーキランチセットです。美味しそうでしょ!
柔らかくジューシーなお肉を楽しみました。
他にもハンバーグもありますので、お子様にも向いていますね。
セットで2,000円ちょっとですので、オススメです。
ここでも値段は張りますが、上州牛のステーキが楽しめますので、ぜひ予算に余裕がある方は試して見てください。以前食べたことがありますが、今までで一番美味しいステーキだったかも。肉そのものの味を究極に味わうことができます。
浅間牧場(14:00)
「木馬亭」からちょっと歩けば、「浅間牧場」です。
ここは、牧場で牛がいるんですが、まず牛と出会うことは不可能です。土地が広大すぎるために、牛は柵までまずきません。
でも、軽井沢の森を一望できますので、気持ちのいいところですよ。
なかなかない風景ですよね。
晴れていれば、先ほど訪れた「草津白根山」も見えます。
また、ハイキングをすれば、これから訪れる「白糸の滝」まで歩けますよ。
もう少し涼しい時期に歩いたら気持ちいいですよね。
名物のソフトクリームも食べます。
牛乳が・・・圧縮された味がします。岩塩をはじめとした、トッピングをかけることができるのですが、お好みでかけると美味しいです。
白糸の滝(15:00)
「浅間牧場」でのんびりしたあとは、軽井沢へ。
軽井沢まで、有料道路である「白糸ハイランドウェイ」を行くと途中で有名な「白糸の滝」があります。
駐車場から5分ほどで着きますので、ぜひ訪れておきましょう。
とっても涼しい場所です。
岩盤の隙間からシャワーのように流れる滝が楽しめますよ。
大規模な滝ではないので迫力はないかもしれませんが、日本人が好きなわびさびを感じることができますね。
軽井沢(16:00)
最後は「軽井沢旧道沿い」を散歩しました。
いい雰囲気ですよ。モダンな日本の街並みという感じでしょうか。
たくさんカフェやレストラン、出店がありますので、食べ歩きをしてもいいかもしれませんね。
お腹が空いていれば、レストランに行こうと思っていたのですが、ステーキでお腹がいっぱいでしたので、軽く観光をしたあと、帰路に向かいました。
お土産はここで購入しておきましょう。
このあとは碓氷軽井沢ICから関越自動車道に乗り、東京駅へ向かいました。
若干渋滞していたので、4時間ほどかかってしまいましたね。とくに軽井沢から碓氷軽井沢ICまでが渋滞しますので、注意しましょう。
最後まで気を抜かず、楽しい旅行にしましょうね。
まとめ
3連休のうち1泊2日で草津・軽井沢旅行に行ってみませんか?
1日目も朝とっても早いというほどではありませんし、2日目もそこまで深夜にはなりません。
そして次のは1日ゆっくり家でのんびりできるので、オススメですよ。
普通の土日を使って行くというのもいいかもしれませんね。
「草津白根山」や「浅間牧場」によらずに、もっと軽井沢でゆっくりするプランもいいかと思います。
ガイドブックを参考に、草津・軽井沢を楽しんできて下さい。
ご無沙汰しております。
私も来月18日から草津に行くんですが
ルート的にはとちらが近いでしょうか?
金曜出発なので行きは空いているかなぁと思ってます
こんにちは。
ルートとしては「渋川伊香保IC経由」のほうが推奨されます。
時間としても距離としても近いですが、道がくねくねしていますので、注意してください。
楽しんできてください。